「ただの三兄弟の喧嘩映画かと思いきや。」ビジランテ だーやま。さんの映画レビュー(感想・評価)
ただの三兄弟の喧嘩映画かと思いきや。
仲の悪い三兄弟の相続争いの話かと思っていたが、それ以上に地方都市の暗い部分がとても印象的だった。
特に中国人労働者を暴力によって追い出そうとする若者たち。
その事件をもみ消そうとする地元義委員たち。
小さなコミュニティの中で起きる事件に巻き込まれていく神藤家。
結局一郎、三郎は最悪の結末を迎え、二郎だけ救われたかのようだが、最後の演説のスピーチの涙は後悔の涙なのかなと思った。
篠田麻里子を久々に見たが、身体を張った演技でビックリ!
舞台は深谷市ですね。レンガ造りの駅でわかりました。
どうやら入江監督が深谷市出身のようで。
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