「社会の裏を抉った快(怪)作」ビジランテ ホワイトベアさんの映画レビュー(感想・評価)
社会の裏を抉った快(怪)作
商業施設計画の底地を相続してしまったがゆえに、利権に群がる人たちに運命を翻弄される三兄弟を描く。皆見て見ぬふりをしているが日本のどこかしこでもありそうな暗黒譚をこれ程リアルに描いた作品を寡聞にして私は知りません。もう少し説明が欲しいなと感じるシーンもありましたが、先が読めない緊迫感溢れるストーリー展開に目が釘付けになってしまいました。三男役の桐谷健太さんが秀逸。それに端役でしたが篠田麻里子さんに妙な存在感がありました。
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