空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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トレンディだね
文庫本にして上下巻になるような小説を、2時間で描け、ってのも無理な話で、原作に対しての忠実さは求めないつもりで観に行きました。
にしても、主人公ってカッコ良くないといけないの?中小企業の運送会社の社長って、あんな大きなお家買えるの? 原作のイメージからかけ離れ過ぎ。
長瀬智也が主演ってとこから、ある程度想像、覚悟してたけど、ちょっと表情なさすぎ。苦労、苦悩してる感じが全然伝わってこないから、メーカーに捜査入って、運送会社の従業員一同喜んでるクライマックスシーンに全くカタルシスがないんだよね。
ディーンフジオカと対峙してるシーンなんか、原作とは違う別のドラマ見てる気分だった。
人気俳優使ってる時点で、トレンディドラマ風になってしまうんでしょうね。あんまり期待してなかったから、まあこんなもんかな、って感想です。
原作が良くて、映画化されて尚良かった なんてなかなかないですよ。
池井戸作品で期待したけど…
「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」「陸王」などドラマで立て続けにヒットを続けている池井戸潤の原作。
映画はどうなの?と期待しながら見たせいか、過去の作品と見比べて見劣りしてしまった。
長い作品をコンパクトにしようとしたせいか、ひとつひとつのやり取りが短く、やや分断的に。半沢でいう、大和田部長のようなはっきりヒールがいなかったのも物足りなく感じた。勧善懲悪が特徴的な池井戸作品とは少し違うテイストだった。
どこがピークか問われると、どう返していいか困る作品。
個人的には期待はずれだった。
イケメン満喫映画
いやーディーン様がカッコ良すぎて会社で浮きまくってましたな。
カッコ良さ度120%全開でしたから
普通はも少し髪型を変えたりスーツを変えたりして会社員感出しませんかね?
運送会社社長もガッツリイケメン
タイヤ会社社員もモデル級ガッツリイケメン
警察の人はイケメンだけどちゃんとかなり崩してたけどイケメン
銀行員も違和感のないレベルのイケメン
イケメンばっかり揃えすぎでリアリティが薄まりますよね
監督はあまりリアリティを追求してないんでしょうね
エンディングの社長と社員のシーンもカッコ良すぎてリアリティ全然ないし
かっこつけ過ぎだな
ジャニーズからの演出リクエストが大分きついのか?
それとも監督の力量か?
ま、でもそんな悪くはない
万引家族の後に続けてこれ見たから
ちょいと色々映画としてのクオリティが気になった
比べちゃ駄目だけどね
よかったけどもったいないのも確か
・ダイジェスト版?
・記者は原作通り男性でよかったのでは?
・高橋一生の無駄遣い
さすがによくできてると感心しますが、それが故にダイジェスト版みたい。ここのレビューにも尺が足りないという意見は多いです。それには同感。だから悪いとは言いませんが、もったいないなと。
むさ苦しい濃い面々が多い中、癒やしになるのが赤松の妻と女性記者。特に赤松の妻はポイントに出てきて夫を励ます姿が印象的。
そして、記事は掲載されなかったものの、解決への糸口の一つにたどり着くきっかけを与えるのが女性記者。原作では男性らしいですが、ドラマでも映画でも女性に変更されてます。ここは男性でよかったような。女性にするならいっそ杉本あたりが面白かったかなとも思います。
そしてなんとも釈然としないのが高橋一生演じる井崎。出番が中途半端。井崎の出番を全部削って、他の人、例えば澤田に焦点を当てた方が、と素人的には感じます。
ただ、井崎に決して稟議を上げるな、うまくやっておく、と告げる部長がすごくうらやましい。あんな上司ならついてきます。まあ、それだけ信頼されているのでしょう。
総じてよかっただけにもったいないと思わされる作品。現実にもこんな希望があるとよいな。
この事件が起きた頃は大手企業がまさか、という時代でしたが、いまやもう大手企業もあてにならない時代になりました。現代だけど現代じゃないあたり、なぜ、今なのかも分かりづらくてもったいない。なんで2017年にしたんでしょうね。
補足
大事な証拠品のパソコンの扱いが随分と荒っぽいな、と。稼動中にひっくり返したり、バンバン叩いたり。
2018年7本目。
悪を正す爽快感。
この映画、見たかった。都合の悪いことを隠す組織は何も大会社だけではないが、小が大に向かって悪を正すストーリーは爽快。ましてや、モデルが誰でも思い浮かび、リアルなだけに面白みが増している。実際に、他人のいのちよりも、所属する組織にプラスかマイナスかで言動を選ぶ状況は、どこにでもあると思う。当たり前のことだけど、そのために何にも罪のない人間のいのちがおろそかにされては絶対にいけない。ついつい巨大組織の前では諦めてしまうんだよね。それにしても一徳さんは悪役がよく似合う。
三本柱なのか??
中小企業の社長でも何でも、おかしいと思ったことをおかしいと曲げないその信念の強さは大事ですよ。いくらフィクションでも(リコール隠しはどうやらモチーフがあるそう)、それが世界を変えるんです。実際そんなことはよく記事になるじゃないですか。
前もそんな映画を見ましたが、思い付きませんね。なんですっけ。
ただね、三人の男の熱い物語だったのかな??と思うばかりですよ。プロモーションの仕方が違ったとしか思えません。プロモーションは大切です。ある期待を持たせて客を引っ張り、映画館に呼ぶわけでしょう?その点おかしい!
赤松社長のやるせなくても思いを曲げずにもがいている人物像を軸にPRすべきでした。
そうよ、長瀬智也さん、名俳優。一アイドルのファンとして観に行くもんじゃないですよ。赤松社長の人間味がまっすぐに伝わってきました。悔しかった。そして熱かった。
PRに寄せるとすれば、もう24分追加して144分映画にして、その分井崎さん(高橋一生)に回すという方法がいいかな。
そうしたらサザンの主題歌ももっとザクッと映画に食い込んだんだろうな。信念に負けない熱い男たちの物語って感じで。
人ひとり亡くなってるのに「熱い」って不謹慎かな。
あと、"反撃"開始ってのもなんかおかしいよね~。
まぁそこそこ
それなりに楽しめたけど、薄いかな。。。
長瀬君、頑張っているのは分かるんだけど、苦労知らずのボンボン社長にしか見えない。。。
もっと社長の苦悩が伝わる苦悶のシーンや演技が欲しかった。
ディーンフジオカの方がその辺りの葛藤が表現できていたように思う。。。
佐々木蔵之介は、場面少ないけど、流石の演技。
岸辺一徳も安定だけど新味なし。
他の方も書いていたけど、映画というか、2時間ドラマ。。。
エンディングロールで、三菱ふそうの名が無いか探してしまった。
自身の企業スキャンダルを題材とする映画に制作協力とかしていれば、多少は罪滅ぼしになると思うけどな。
それができる会社なら、最初からリコール隠さないか。。。
スピード感もあり、みごたえある映画でした!
中小企業が大企業に立ち向かうという内容はありきたりといえばありきたりな話ではありますが、まったく飽きさせず物語が進みます。最終的には、中小企業が勝つ?のですが、それまでのプロセスも泥臭さもあり、心地のよいものでした。どの役者さんも素晴らしかったですが、もう少し高橋さんの裏でどのようなことを行ったのか描かれるとさらに面白いのではなかったかなーと思いました。
長瀬くん、頑張ってた☆
池井戸潤の原作の映画ですので、ある意味安心してみていました。
役者さんがやはり人気を見越してか脇まで豪華。
でも、あまり長瀬くんに期待していなかっただけに、なかなか
社長役良かったです。
むしろ、ディーンフジオカはもう少し違う面を見せて欲しかった。
イメージが壊せないのかなぁ・・
個人的には、すごく良かった!と言える作品ではありませんが、
安心して鑑賞出来ます。
原作を見てないのですが、
中小企業の社長とその社員達
大企業の社員達 銀行員
それぞれの場所でそれぞれのやり方で
人間らしく闘う男たちはかっこよすぎた。
また、登場人物の一人一人の気持ちや仕事に対する姿勢、家庭の事情なども深くはないけどリアルに描かれていて、無駄なキャストがいないと思えた。
しかし、原作やドラマ版を見ている人からはほとんど不評みたいで指摘を見てると、理解が追いつけないわけではないけど、なるほどなど思える描写もいくつかある。
でも、いい話だっただけに、これはこれで完成されていて、楽しめたし見てよかった。
原作も読んで見たい。
時間が足りない!
池井戸作品なので大まかな流れは想定通り。だからこそ気持ち良く泣けて最後はスカッとできるんだけど。
でも!やっぱりもうちょっとそれぞれのキャラを掘り下げて欲しかった
特に高橋一生をお目当てに観に行った私としては井崎さんにもっと活躍して欲しかった!笑。
全体的には浅いなーと思うところはあるけど短い時間に必要なものは全て詰め込んで、それでもわかりやすくて感情移入できるレベルにはなってると思う。泣けて気持ち良くなれるエンターテイメント映画。
私も組織の歯車だけど自分の中の正義には従って生きたいよね。それが誰かの出世のための駒でも。
長瀬くんカッコよすぎ
少し駆け足で話の筋を追っている感じはありますね。俳優さん達が豪華すぎて、えーそんなチョイ役もったいない、って思う人ばかりだったので、確かに連続ドラマでじっくり見たかったかな。でも、十分面白かったです。
ただ長瀬くんが格好よすぎて(なぜか脚さばきがカッコよすぎって思った)、もう少し泥臭い感じの俳優さんの方がよかったかも、って思った。
実話が元だと
やっぱ、面白いって言うと不謹慎だと思うが
「沈まぬ太陽」もそうでしたが
大手企業ってのは巨大であればあるほど
そんな体質なんでしょうね。
って言うか、日本政府がそう言う体質やから
しょうがないか…。
良いんじゃない。池井戸作品の映画化
ドラマで良かった、原作とは違う、尺が足らない、など色々な批判がありますが。。。
映画です!2~3時間で如何に伝えて観客を感動させ、大スクリーンで迫力ある映像と音響を直に感じることがどうできるか?だと認識してます。それを踏まえて。
中小企業の社長と従業員の絆とパワーを感じることができた。池井戸ワールド。
大企業だからダメ一辺倒でなくそういう部分もあるが色んな意味で様々な人材がいるる。だから悪だけでなく正義もいるし大企業にまで成長し継続して会社が存続していると。岸部一徳のような役員もいるから面白く成長もするのでしょう。
ディーン・フジオカが結局会社に残るという選択をしたのもある意味納得。
事故の責任を誰か特定したり押しつけるのは簡単だが、被害者の夫が言った お前らがこっちの立場で想像したことがあるのか? には、当事者でないから全てを感じることは不可能だが想像はできると改めて考えさせられましたね。
主人公は俳優であれば色々人選があったと思う。そこで長瀬智也かぁと。アイドル・歌手ですよねということを考慮すると十分というと失礼なくらい役者でしたね。まぁ笹野さんや岸部さんのレベルとは比べられませんが。
まあまあという感想…
池井戸作品ハズレなしということで期待して見ましたが。。重大事故があった割には加害者側に位置付けられている人物達がやけに飄々としていて描写が軽い印象。主人公が苦悩した時間は長かったけど逆転ご褒美がお手軽に済まされて若干物足りない。ドラマで感じたようなカタルシスを求めてた人達にしてみればうす塩味だったのも伺えます。また、主人公の行動に疑問を感じる点も多々あり、入り込みきれなかったという感じです。役者陣の演技はみなさん素晴らしかったです。
面白かったー。 思ったより長瀬君&ディーンに終始してたし、2時間ド...
面白かったー。
思ったより長瀬君&ディーンに終始してたし、2時間ドラマでいいんだが、話が面白いので楽しく見れました。苦しい状況長くて辛かったけど。
池井戸潤はやっぱり連ドラのが向いてそう。
サザンの歌詞が染みる。
長瀬智也 カッコイイ
長瀬智也って歌手でしょ。でも声(台詞)も強いし、立ち振る舞いも上手だし、完全に俳優だと思いました。
この事件、新聞で知っていたけど、いざ映像でタイヤが飛び人に向かっていくのを見ると「実際にあんなふうだったのかも?」と、ゾッとしました。
やっぱり許せない事件だし、もう一度思い出させてくれてよかったと思いました。
該当する企業には再度、猛省をしてほしいし、安全と背中合わせの仕事をしている人たちには「整備・点検」に、より力を入れてほしいと思いました。
最後に、この映画に出てくる俳優さんたちの声の力に感心しました。長瀬さん、岸部さん、寺脇さん・・・。
俳優ってやっぱりすごいですね。
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