空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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『ダンスウィズミー』の予告編と同じ、「マジか!」byムロツヨシ
巨大企業の隠蔽体質。それに立ち向かう中小企業の社長。従業員やその家族のことを考えての決断の瞬間が見どころでもあった。多くの泣き寝入り運送会社に全国行脚。石川県の言葉が聞けたので嬉しかった。最終的にはお隣富山県の会社の元整備課長(佐々木蔵之介)の資料が役に立ったけど、これでもまだ不十分。内部告発する勇気のある人間がいてこその不正暴露だ。
内部告発しても簡単にはクビにできない世の中にはなってきているけど、閑職に追いやられることは頻繁に起こっている。ディーン・フジオカ演ずる販売課長が栄転するといったエピソードは稀なんだろうけど、彼の決断もまた新部署で相手にされなくなったからだった。昔のように辞める覚悟がなきゃ男意気ってのを感じられないのも潮流なのかもしれない。
中小企業を舐めんなよ!の台詞が好き。結果は大逆転劇というものだったけど、多くの社長さんなら1億円の補償金で納得するのだろう。おかげで社長に死ぬまでついていく従業員も増えてはくるが、もし闇に葬られていたら・・・と考えるだけでゾッとする。
二番煎じ
下町ロケットと重なる要素が多くて、またこのパターンなのかと新鮮味が感じられず。
そして池井戸作品=TBS日曜劇場のあの感情表現豊かなイメージが強くて、この作品ではその演出がどうにも物足りず感じてしまって面白くなかった。
しかも後味が悪い。
意外に重たい・・・。
流石は池井戸潤 作品。企業に立ち向かう様が相変わらずかっこいいです!今回の話は重たい感じがしました。やっぱり人の死が関わっていたからかなー⁈
全体的に早足な印象も受けました。ドラマとの違いが明白出ていた大きな点ですね。だからTVドラマでじっくり見たいとも感じました。
総評
当たり前なんだけど、コンプライアンスって大事ですね。
池井戸作品の良さがどこいった
仲村トオル主演のWOWOWドラマ版が好きな作品でした。
話の流れとしては同じ作品なんだけど。
かなり詰め込んでアレンジして、池井戸作品の駆け引きの面白さが無くなってました。残念。
原作がいいんだから
間違いなかった。期待通り。ストーリーが面白ければいいのかなって感じ。現代なのに髪型とか写し方とか、ちょっと一昔前の感じがしたのがなんでだろー、と。色んな組織の人が出てきて、ちゃんと回収できるのかと思ったけど、上手にできていた。最後はスッキリしました。被害者のことだけは忘れてはいけないですね。
残念すぎる
WOWOWにて鑑賞。
池井戸潤の原作も既読。
池井戸作品はテレビや映画では引っ張りだこ。
公開当時見に行くか迷った作品。
感想としては映画館に行かなくても良かったと思った。
色々な意味で脚本に穴が空きすぎる。
いらないセリフや演出がたくさんある。
約二時間に入れ込まなきゃいけないので仕方ないかもしれない。
それと主役の長瀬智也の演技が酷すぎる。
赤松運送は倒産の危機に陥っているはずなのに長瀬智也の演技はその危機感が感じられない。
赤松は必死になって泥臭く駆けずり回ってその結果運命が切り開かれていくのだがこれが演技から感じられない。
次から次へと襲ってくる危機。
それごもうダメかと諦めてしまうドキドキ感が原作にはあったが色々と割愛されすぎ。
原作はとても面白かったのでこの作品のクオリティに残念としか言いようがない。
童話のようなタイトルwww
赤松はいつ被害者遺族と仲良くなったのか。「やっぱ弊社が原因やなかったで!」とノリノリで報告でもしたのか?被害者遺族はそれを聞いて遺族は赤松と本
当に仲良く出来たのか?
っていうか、これ赤松が奔走しようが挫折しようがまったく関係なく、銀行サイドの暗躍だけで真相は暴露されてたよね。
終始重苦しい雰囲気
原作は読まずに、主題歌がかっこよかったから観ました。
半沢直樹のような、大企業体質から生まれた不正への逆襲ストーリーだろうなと思って観ましたが、その通りでした。
運送会社が起こした脱輪事故の原因を巡る調査がテーマ。
主人公だけでなく、色んな所に正義感を持って立ち向かう人がいて、彼ら個人の小さな抵抗が最終的に勝利につながるというのは良いストーリーの作りだなぁと思いました。
ただ、始まりから終わりまで終始重苦しい雰囲気で、不正を暴く鍵を見つけた時の快感とか、勝利の爽快感があまりなかったのがとても残念。
クライマックスで畳みかけるようにパズルのピースが揃っていって、相手が勝利を確信したところで大逆転!みたいな話だったらもっと楽しめたかもしれない。
さて肝心のサザンの主題歌はというと、曲はもちろん最高なのですが、歌詞と映画がマッチしているかというと微妙。
死亡事故が話の軸なので、サザンのどこかコミカルな雰囲気はアンマッチでした。
どちらかというと出世争いの歌なので、半沢直樹の方が合ってそうです。
もしかして偏見かも
人は、富や権力の為にそんなに非常になれるものなのだろうか…
私の父もかつて社長をしており、とは言っても小さな印刷業で社員は母とその他1人の細々としたものだった
にもかかわらず地方テレビ局の名刺などを作るほどの大仕事もやっていた。
そこそこの組織と渡り合っていたのだなと今になって思います。
もしかして父も灰色の組織の一員だった頃があるのかも知れない、そんな気にさせるこの作品でした。
今は多種多様な作品が自由に作られる時代、それでもまだ上からの圧力がかかり最初からボツになる物もあるのかと思います。
それもまた何かしらの圧力が作品作りの妨げになっている事もあるのでしょう
何が言いたいのかよく分からなくなってきた
もしも自分がそんな上の立場の人間になったら、右に倣えで大差ないのかな、どうなんでしょうねそこんところ教えてくださいよ〜〜
ゴーンさん
でわでわ
現代版 山崎豊子作風 池井戸潤
社会派ドラマ、特に実在事件をモチーフに
している作品は非常におもしろい。
共通して描く小さな存在が大巨人に立ち向かう。
そして勝つ。
誰もが好きな水戸黄門的な展開なんだね。
描くに時間が短いとか、
セリフが足りる足りないと
様々なご意見で賑わっておりますが、
ま、これはこれでいい。
だって映画にしたんだから。
まー俳優陣の豪華さと、キャスティングだけでも楽しめました。ホント豪華✨
私は大企業に勤めていますが、
映画やドラマで会社のワンシーンで
違和感がいつもあるのは、配置転換や
異動内示が人事部から発せられる。
この映画もそうだ。
何千人も勤務する大企業の中の異動対象者に
人事部が辞令を出すのか?
人事部が、その人の何を分かっているの?
辞令は、所属部門の管理職でしょ。
うちだけかな??
二本立て一本目。事実を元にした池井戸作品。見応え充分。 ただ死ぬだ...
二本立て一本目。事実を元にした池井戸作品。見応え充分。
ただ死ぬだけの谷村美月に衝撃(笑)ディーンもちょい大袈裟気味か。
大きな権力に呑み込まれる理不尽さ。実際にはもっともっと酷いことがたくさんあるような気がする。所詮、庶民は泣き寝入りするのが当たり前。せめて映画の世界だけでも…
深キョンが嫁って、目のやり場に困る(笑)
命の扱いが酷いものすごく下衆な映画
長瀬だけは良い。先に言っておきます。
いまさら、こんなB級映画観る人もいないだろうけど
なんとなくこの映画について語りたくなった。
まず、シナリオがエグい。
主人公が失敗し窮地に立たされる
そして、起死回生の逆転。
これが、ものすごく短いスパンで繰り返される。
もう失敗が、成功のためのフリでしかなく
失敗に必然性も全く無くなっている。
これは時間に制約のある映画だから
仕方ない部分もあると思うが
もう途中どうでも良くなってダイジェストとかに
しちゃってる時点で失格だと思う。
しかし、まだこれは許容範囲。
この映画が一番終わっているのは
命の扱い方があまりにエグい点だ。
空飛ぶタイヤとあるようにトラックのタイヤが脱輪し
母子がその下敷きになって命を失う。という
ところから物語が始まるのだが
映画終盤、この事件現場に長瀬とディーンが居合わせる。
いわば、どちらも加害者側だ。
この2人のせいで罪もない小市民は命を失った。
その現場にて、この2人は
カッコつけ合い合戦を繰り広げる。
この角度で、このセリフ言えばオレカッコいいだろ?
みたいな歯の浮くセリフを
人が死んだその場でよくやるな、、と
どうしても言いたいなら、サ店くらい行けと。
不謹慎極まりなく、命をなんだと思っている!
と、ものすごく腹が立った。
自分を殺したイケメン2人が自分の死に場所で
カッコつけてイキっている。
そこに空飛ぶタイヤモンスターが舞い降りて
2人をギチギチに喰ってくれたら最高の映画だった。
できるだけ低予算で・・・
池井戸潤の作品を見るには低予算に限る。
してはならないのは
1)基本料金で見ること
2)割引があっても1000円以上で見ること
3)お金を出して。。DVDなどのレンタルで見ること
しまった。。
3)をしでかした。
ということで、内容は、こんなもんなので
可能な限り、金を使わずに見るべし。
コスパが高いことを喜ぶこと必定!
・・・ちなみに、内容。。。。。
それを語ることを求めてはならない!
わかりやすくて面白い! ベタでありきたりなストーリーかもしれないけ...
わかりやすくて面白い!
ベタでありきたりなストーリーかもしれないけど、これはこれで良いと思う。
映画だからといって、下手に狙ったり無理に難しくする必要はないかと。
まぁ、企業の闇の深さや解決までのステップが多少薄っぺらいかなとは思うけど、2時間の映画でこれで十分良かったと思う。
てか、深キョン好きなんだけど、なぜにこれでアカデミー賞にノミネートされてるの?
あと、サザンの歌が合ってない。
映画じゃ短すぎる。
池井戸作品の中でも実際にあった事故、事件を下敷きに作られた「空飛ぶタイヤ」
その内容から民放でのドラマ化は困難と言われ、WOWOWで2009年中村トオル主演でドラマ化された。視聴料金で成り立つWOWOWなら出来るドラマで、内容も満足いくものだった。
やはり、それと比べてしまう。
最初から映画の枠に納められるのか不安だったけど、やはり無理だったな~と。
モンタの件にしても一瞬だったし、PTAの件は話だけ。
せめて、前編、後編の2本に出来なかったかな。残念な仕上がりでした。
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