「やっぱり池井戸潤」空飛ぶタイヤ jaikoさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり池井戸潤
レビューで、尺が映画だと足りないとか、確かになあと思ったけど、高評価の人のレビューの内容の方が、まともな感じだったので、観てみたくなりました。
最近は、レビューの文章のまともさで、見定めてますね。このサイトは重要。SNSで誰でもコメントできる時代になって、昔のように映画好きだけが書き込む時代じゃなくなってきた。星だけではあてにならないし、賞もなんか偏ってたり大人の事情絡んでそうだし。
とにかくこの映画は良かったです。
まあ、映画だから特にというとこはないんだけど、内容はやっぱり池井戸潤で、尺はないなりにまとまってて、いつもの現代の大岡越前でスッキリしました。ラストがそうなるから安心する。現実はこうはなかなかいかないんだけど、大きい敵と戦う正義の味方、これってほんと日本人の心って感じ。ウルトラマンも、仮面ライダーも、アンパンマンも。こういう筋が通ってるかにこだわる精神は植えつけられてるし、私利私欲の塊の奴らに正義の味方が最後に勝つのは、お天道様が味方してくれるから。
天道精神というやつですかねえ。
でも実際清く正しく美しく生きるってやっぱりお金じゃなくて、喜び、幸せを感じる道だと思いますね。仲間と、家族と、通じる同士信じ合うこともね。奥さんはいつも、欲のない人で応援してくれるのも王道だね。ほっとする家庭。何気に大事な気がする。
これからも池井戸ワールド見続けます!
他のレビューしてる方との対比という意味でも、jaikoさんのレビューに完全に同意です。非常に楽しめました。おそらく低評価レビュアーの方々は原作ファンか池井戸作品のドラマファンの方々が殆どなのかなと感じました。
私は原作も読まずに観に行きましたが、大満足です。