南瓜とマヨネーズのレビュー・感想・評価
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リアリティーがあって良かったです。
リアルにああいう風に水商売から愛人になっていくことがあるんだろうなと思いました。
臼田あさみと大賀の一緒に暮らしてるのに距離があってうまくいかない感じ
自分は経験はしたことないけど
こういうことも同棲カップルはよくあるんだろうなと思いました。
何が原因でこうなっていくのかなーて考えさせられました。
オダギリジョーのような
クズってわかってても魅力を感じてしまうのも現実に良くある感じだなと思いました。
そしてただただカッコ良すぎました。
大賀のシャワーシーンの
俺といない方がいいよという辺りと
最後の、大賀の歌っているところを
臼田あさみが泣きながら聞く所が泣けました
太賀、あまり知らなかったけど、良いですね。
臼田あさみの絶妙な溺れ女感。。せいちゃんの音楽のため、という言葉をタテに自分を正当化していく。好きだから?というよりは、義務感?からだったせいか、感覚的に痺れちゃうオダジョーにズブズブいきかけるものの、ブレーキ。原チャが回収されて、心も軽くなった表現は分かりやす過ぎたけど、こっちもスッキリした。あと、せいちゃんが練りに練ってつくった曲、それかーい!笑 とは思ったけど、太賀がいい声でびっくりした。原作読んでたはずだけど、あんまり思い出せず。家でみんなで飲んでたのとか、オリジナル脚本だよね?全体的にはいい話感出てたような雰囲気出しつつ、ただヤバイ女の男遍歴。みたいになってた…うわー、わかりみもある。。みたいな気持ちにもなるけど、あー染みた良かった的なものではなかった、かな。
青春の傷
そもそも作曲家が曲を書くために完全なるニートになる必要はないだろう。それなのに一種盲目に献身的に水商売を始める女。こういう字面で言えば痛い臼田あさ美を魅力的に見つめ続けるカメラ、視点が素敵だ。
そんな彼女は深い考えなしに光石研と愛人契約を結び、あっさりと彼氏である太賀にバレる。独りよがりかもしれないにしろ、彼女には彼女なりのやり方や彼氏に対する不満があり、ここでも視点は女を見つめ続ける。寡黙に見つめ続ける(ように演出する)だけで映画は面白いのだということをここ最近の日本映画は忘れていたように思う。
ここから、彼女はかつて最愛だったオダギリジョーに再会し、またもあっさり関係を持つのだけど、ここは自分は胃を締め付けられるような気分だった。同時に当たり前に2人の男を同時に愛するという事を表現してある事が新鮮でもあったけれど。
女の重い好意に甘えてしまっていた太賀の側の痛みもしっかりと、最近の音楽業界っぽさの真実味の中に描かれていた。残酷なほど辛辣だったり、昔の仲間とのヒリヒリした感じだったり。
そんなヒリヒリを側で眺めている事しかできない存在だった女は男が去ると同時に浮気相手のオダギリジョーの元からも去る。なんというか定石通りなんだけど、オダギリジョーを振り負かすという所まで行けない所がまた痛々しい。
青春って終わってみれば傷ばかり、そんな感慨を抱いた。傑作。
漫画原作 太賀の歌声 水着と水音 転がっている平凡 整理された棚 ...
漫画原作
太賀の歌声
水着と水音
転がっている平凡
整理された棚
缶ビール
公園で泣いた
お揃いのTシャツ
グレーのパーカー
誰かにとっての異常は
誰かにとっての日常
重たい女
軽い男
好きだから
歌がいい。
最後のせいちゃんの歌がめちゃめちゃよかった。太賀さんの透明な声が耳に残った。せいちゃん本当ダメだな〜、なんでそこまでこの人が好きなんだろう…となんかもやもやしながら見てたけど、歌を聞いて、あ、好きになるかもとちょっとふに落ちた。
【冨永昌敬監督の脚本の出来栄えに驚いた作品】
献身的にせいいち(太賀)に尽くすツチダ(臼田あさ美)も魅力的だったが、今作は太賀の魅力全開作だと思う。
ハギオを演じたオダギリジョーの自由人の居酒屋での佇まい、女性のあしらい方は別格の存在感であった。
派手さは一切ないが、ぐいっと物語に引き込まれた作品。
<2018年2月20日 劇場にて鑑賞>
みんなリアルにクソ野郎
善人は誰もいない。かと言ってめちゃくちゃ悪人も出て来ず、全員がちょっとずつリアルなレベルにクソ野郎でリアリティがある。
見てる時間楽しむエンタメ映画ではなく、誰かのちょっとしんどい日常を覗き見るというそういう種類の映画としてはとても良くできている。
胸やけしちゃいそうな味。
かぼちゃとマヨネーズって…。
濃いもの同士が合わさっても、結局濃厚すぎて飽きてしまう味って感じ。
この2人の関係が、この味のようだと言いたいのかしら?
正直…、よくあるB級映画のような作品でした。
監督が一人で撮って、一人で満足している感じが頭の中に浮かび上がってくるような…。
あまり脈絡のない、結局どっちつかずな二人の世界。
こういう女は正直苦手…。
彼のことが好きすぎて、なんでもやってあげたいと思っている。
彼が音楽に集中している間は、自分が彼を支えてあげようと勝手に思っている感じ…。
同じ女から見ても重いとしか思えない。
お金がないから、体売るというのもよく分からない…!
彼にとって一番良いのは、彼女自身の生活をしっかりさせることなんじゃないかな?
そうしてお互いが自立することが、成功への近道のような気がしてならない…。
共倒れにならないようにしないと、結局何も上手くいかないのでは?と思いました。
豪華俳優人が出ているわりには、モヤモヤしてばかりのすっきりしない感じで、あまり好みではなかったです。
絶妙にリアル
登場する人達全てが絶妙にリアルに描かれていてなぜが苦しくなりしました。
バンドに納得しないせいちゃんと音楽をやって欲しいツチダ、昔からずっと好きだったハギオにカナコ。
人間関係の関わり方がとてもリアルで上手く描かれているなあ、と感心。
おんなじ境遇には心にくるものがありそうですね。
ダメンズ女子の恋
売れないミュージシャンに貢いで、キャバクラ、愛人…
あーもう、なんでこんなにダメな男が好きなの?
才能なんて信じて…。
昔好きだった男ハギオも、もう溢れ出るダメ男(でも色気ハンパない)
結局、ツチヤから自分から離れたせいちゃんは、
新しい道を進んで、素敵な曲をかいて、
ツチヤに聞かせてくれた。
微笑んで。
ハギオなんかに目もくれず、せいちゃんと一緒にいたらよかったの?って、きっとそうじゃなくて、
ツチヤと一緒にいたらダメになるって気づいたせいちゃんが、いい男だったんだ。離れたからよかった。
そんな運命なんだなって。
でも、一緒にいた男がいい男だったって気付けて、
ツチヤ、よかったんじゃないかな。
何を選んで、正解にするのか、ダメンズの揺れる心笑。
でも、せいちゃんの歌にあったかい涙が流れました。
出会ってよかった
あらすじも見ずに選んだ、お昼のお供の1本。
個人的意見ですが今日観られてよかったなー。自身とカブる部分があるわけではないけれど、このタイミングでよかった。
日常を切り取った、どこにでもありそうなお話だったかな。そう思えたのは、キャストの演技力のおかげかも。主要キャストが役にハマってたなー。
ツチダが守りたかった、また聴きたかったせいいちの歌声、よかったです(大賀さん歌うまい)
ありきたりなラブソングを贈るのかと思ったら、そうじゃない歌詞だったところもよかった。
優しい人。
原作があるんですね、映画とまた、違うようで。機会があれば原作、読んでみようかな。
南瓜とマヨネーズ
のような関係、案外いいかもしれないな。
未熟な恋の切なさが、懐かしくなる作品
移ろい揺れる。若いけど、まぁまぁ良い年齢。
20代後半の静かで刹那な日常が煌めいています。
オダギリジョーさん、色っぽ。ありゃダメね。
太賀さんの声、優しくてキレイ。
幸せだった時の2人の時間を回想する静寂な一瞬が、切なさを極めました。
大切な人を、じぶんを、何故か裏切ってしまった過去がある貴女にオススメです。
自分大好き
露骨な自分大好き人間しか登場してこないという、なんだか恐ろしい作品でした。誰もが自分を見て分かってみたいな。私がツチダに電車の中でぶつかられて睨まれて嫌な気持ちになる所まで想像してしまいました。そんな嫌な後味が上手かったです。
色々なかたち
内容がめちゃくちゃ良かっただとか、感動したとかじゃない。けど、すごく良くて時間が気にならなかった。
平凡で日常にありそうで、全然非日常な空間と映像。
色んな好きがいっぱいあった映画。
せいちゃんの才能に、歌声に完全に惚れてるツチダ。せいちゃんの才能を諦められないツチダ。
ハギオに恋をしているツチダ。昔ハギオに夢中だった頃の思い出に恋して焦がれているツチダ。
どっちにも愛はあるけど、それは恋愛とはまた違って、なんか色々な愛と恋の形を見た気がする。
夢中だけど届かなくて、大切だけど焦がれない。
そんな誰もが一度は経験した事があるような気持ちがたくさん詰まった映画だった。
最後のせいちゃんの歌声震えた。ああ、これがツチダが愛した惚れたせいちゃんの歌声なんだと腑に落ちた。これを守りたかったんだな、そりゃ諦められないよなって。(太賀くん歌上手い)
臼田あさ美、太賀、オダギリジョーの主要キャストもさながら、全体的に全く違和感のない演技。最高。
あんな時あったなって感じ
恋の始まりはあんなにいろんなことにキュンとして楽しかったのに、時間はいつのまにか2人をただの同居人にしてしまう。
セイイチは音楽やってる無職、ハギオは軽くてチャラい女に困らない男
ハギオといると楽しいけど、いつ離れてくかって不安がいつもある。セイイチは音楽も曲がかけず、ただ家にいる人。
本当にどっちもどっち。だけど、ツチダは音楽やってるセイイチが大好きなんだな
不覚にも、セイイチが曲を歌ってくれたとこで涙してしまった。ツチダもあぁ、この人のこと好きだって思ったんじゃないかな。
失って初めて、何が大事なものだったのか気づくんだよね。
この空気感が好きな作品でした。
魚喃キリコ原作漫画が元ネタとのこと。タイトルの意味が?
せいちゃんと元カレのハギオの間で揺れる女心ってやつ?
女は過去の恋をひきずらない、なんてウソ。っていうコピー
キャストの勝利っていう感じ
せいちゃんの音楽性は童謡
元のバンドメンバーはなんかパフュームっぽい感じ
グラビアアイドルのボーカルの顔が大づくり
下北沢GARAGE
渋谷CLUB DEARS
高円寺の立ち吞みきど藤
ようが商店街
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