お兄チャンは戦場に行った!?のレビュー・感想・評価
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【4年間、引き籠っていたお兄ちゃんが、戦場に行くと言って持って行った”お守り”クスクス笑えるオバカ&兄妹愛ドラマ】
■4年間引きこもりを続けていた兄は、「カメラマンになる」という夢を見つけ出し、彼は机の上に切り落とした耳たぶを”自らの形見”として残し、部屋の外へ。
兄は、都会で暮らす女優になる夢を持つ妹に会いに行き。彼女だけが持っている”幸運のお守り”をもらうために妹にお願いする・・。
◆感想
・お兄ちゃん、おバカである。
・だーが、しかし、お兄ちゃんのお願いを聞いて”二本もあげちゃう”妹もオバカデアル。
<設定も奇妙だし、内容もおバカだが、中野量太監督の商業デビュー後の三作品の萌芽が漂っているかの如き作品。褒めすぎかなあ。>
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28分のショートストーリー
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戦場に行って「弾よけのお守り」になると妹の毛を貰おうとする兄マサオ。ほのぼのした兄妹のやりとりが羨ましい限り。引きこもりから戦場カメラマンという突拍子もない展開ながら、おかしいと言われつつも兄思いの一面を見せる。
エロティックでもあり、ほのぼの系でもあり、兄が外に出るのならと恥ずかしげに従う妹。兄の成長物語というより、むしろ妹の方が家族の皆から愛されていることに気づくようなテーマだった。
家族
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家族でいるだけでとてもとても大切な人。
自分を必要としてくれる存在。
家族でいるだけでそこにある絆。
ありきたりのようでどこにもない、自分の家族を、それでもいいんだというのを前提に、家族がいるだけでひとりじゃないと思いました。
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