ラスト・スキャンダル あるハリウッドスターの禁じられた情事のレビュー・感想・評価
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ロビンフッド最後の恋
エロール・フリン。 1930年代~1940年代、『ロビンフッドの冒険』や『シー・ホーク』などの剣戟が見せ場の冒険映画や海賊映画で人気を博した“活劇スター”。私もその昔何本か見た事あり、往年の娯楽活劇の醍醐味を堪能したものである。 人気スターである一方、スキャンダルも多かったという。多くの女優と浮き名を流し、ある時はレイプ事件で訴えも。 本作は最晩年。彼が最期に恋したのは、15歳の女優ビヴァリー・アードランドだった…。 ズバリ言ってしまうと、凡作であった。 50歳の人気スターと15歳の新人女優の恋。 ビヴァリーの母フロレンスが2人の関係を赤裸々に綴った暴露本。 それらはスキャンダラスなのだが、作品は豪華キャストを配した再現VTRかTVムービーのよう。 世間からバッシングを浴びようとも貫く2人の歳の差の愛、フリンの悲哀、やがて不和になっていくアードランド母子の関係など、何かこう迫るものや響くものや深みが足りない。 ケヴィン・クラインは好きな役者だけど、フリンにはミスキャスト…。スーザン・サランドンはステージママでインパクト残すが…。 にしても人気スターでプレイボーイであっても(母親に娘の年齢を偽られても)、未成年の女性と肉体関係を結ぶなんて誉められたもんじゃないな。 栄華を極めたハリウッド往年の逸話の中で、こんなゴシップありました、的な。 邦題は下世話ネタみたいだが、原題は皮肉が効いている。 ロビンフッドの最後って…。
エロール・フリンの性的嗜好
昔、エロール・フリンの 西洋チャンバラ映画(題はわすれた)を見たことがある すごーく、魅力的ないい男でした (ケビン・クラインでは ちょっと物足らない) その方面専門の方、とは… スターは悪運も強く、大問題になる前に死亡 火の粉は相手の親子が、被ることに… 娘の母親フロランス役の サランドンが頑張っているが、ただの内幕物になっている ハリウッドの長年に渡る セクハラの暴露や、司祭の幼児への性的暴行が問題に なっている今、衝撃はない 人が 自力で世に出ることの、難しさよ!
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