劇場公開日 2020年6月19日

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「時代の証人となれるであろう作品」エジソンズ・ゲーム 赤足さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5時代の証人となれるであろう作品

2020年6月27日
iPhoneアプリから投稿

発明家エジソンと実業家のジョージ・ウェスティングハウスの電力抗争バトル。今では当たり前の電気。歴史の裏に隠れた様々な出来事を見る事により紐解かれていくストーリーに!そうだったのかという新たな発見が。これを見てしまうと電気やいつも当たり前にある生活も見え方も変わってくるかも?自然エネルギーから新たに電気という概念の時代。特に革命が起こるか否かの時代背景やアメリカンドリームという言葉を作られたかもしれない時代。そんな中からみると、エジソンという人物はそこまでビジネスというセンスは上手くはなく、兵器のための品を作ってくれれば大金を出すと言われるも命を奪う物に一切関わらないというふうに序盤言っておきながら、後半は、電球を直流か交流かで敵対する実業家のジョージ・ウェスティングハウスに苦戦を強いられるために、刑務所の死刑囚に今はお決まりとなったある物を発明してしまい。それを陥れる材料にするなど、結構腹黒さなどな今みてとれ、各々の策略や人間模様なんかが交差して手に汗握り、当初!ストーリーを把握する前は、個人的には最初、エジソンVSニコラ・テスラの話かと思っていたけど、事実上ではテスラは途中からエジソンと対峙する形式だったんだね!都市伝説好きとしてはニコラ・テスラの奇妙奇天烈なぶっ飛んだキャラクターがかなり好きだったから、もっと描いてほしかったが、物語のキーマンともなる美味しいポジションであったため、まぁヨシッ!と、そして、ライバルでもある。実業家のジョージ・ウェスティングハウス、当の本人は当初からエジソンと手を組んで事業を進めたい考えだったのにも関わらず、エジソンに煙たがられしまいには怒りをかい敵対してしまう始末というなんともボタンのかけ違い論争から起こった出来事は、必然というのか運命と呼ぶに相応しいのか因果なものであり、映画ならでわにアレンジされていたとしても面白かった。そして、やっと本音で話し合う機会にお互いをやっと理解し合い認め合うシーンは印象深く良かった。ニコラ・テスラ曰く、2人は直流や交流の電気の様に対極で正反対のように見えながらも根っこは同じの実は似たもの同士の2人の人間ドラマ対決最後まで息つく暇もないほど熱く、そして歴史の証人となった気分になれる作品である。

赤足