「ビジネスドラマとしては弱いかな」エジソンズ・ゲーム 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)
ビジネスドラマとしては弱いかな
ただ、2時間弱の映画で描こうとしても薄っぺらくなるのは仕方ないと思う。
邦題は「エジソンズ・ゲーム」だが、ウェスティングハウスとのW主演と言った方がしっくりくる。
全米の発送電の事業権をかけて2人が泥仕合を繰り広げるというストーリーはいいのだが、共に全く異なる分野で名を成した2人がどのようにしてそこに目を付けたかの描写が無いのが残念。
エジソンの家庭内の触れ合いも盛り込まれているが、物語に抑揚をつけるために無理やり取ってつけた感がある。
ウェスティングハウスが銃を突き付けられる戦争体験の場面も度々挿入されるが、その意味するところが今ひとつ分かりにくい。
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