「ベルリンの壁を知っている世代かどうかで評価が異なるかも」アトミック・ブロンド SUZさんの映画レビュー(感想・評価)
ベルリンの壁を知っている世代かどうかで評価が異なるかも
まず時代背景というか、舞台として1989年のベルリンを持ってきた事が素晴らしい。
壁崩壊前後の膿んだような興奮と、無秩序で渾沌とした状況下に、各国の情報機関が入り乱れる錯乱したストーリーが違和感なく進行する。
また、取調室での報告(尋問)と言う形を取ることで置いて行かれそうになるストーリーを客観的に把握できると共に、シャーリーズ・セロンと上司の駆け引きと言う「静」の部分も堪能できる。
「いやぁ、面白いなぁ。でもこのシチュエーション、なんか観たことあるなぁ」と考えたら「ユージュアル・サスペクツ」でした。
皆さん褒めてるサントラではスージー&バンシーズが懐かしかったです。
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