「スタイリッシュな女スパイ作品」アトミック・ブロンド としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
スタイリッシュな女スパイ作品
クリックして本文を読む
あまり、期待していなかったけど想像以上に良かった!
ベルリンの壁崩壊を前に米ソ冷戦の中、繰り広げられる諜報活動。MI6のエージェント、ロレーンの活躍を描く。
始まりは満身創痍のロレーンの回想(報告)からスタート。なんだかMIや007っぽくて良し。世界中のスパイを表記したリストを巡ってKGB、スタージ、CIAが絡み血みどろの争奪戦を繰り広げる。上司のCから「誰も信用するな」と告げられリスト入手ミッションに挑む。正直シャーリーズ・セロンはスカヨハと比べて何となくアクション作品には恵まれないイメージが強い。モンスターや社会派作品は評価されたもののイーオンフラックスは大コケしたし最近も脇役が多かった。しかし、しかしである、この作品のシャーリーズは体を張ったアクション、銃撃からセクシーなレズビアンシーンまで魅力たっぷり!特に007やジョンウイック並みのアクションシーンは必見です。痛め付けられアザだらけでもシャーリーズの美しさ、セクシーさは尚一層輝き続ける。ストーリー展開も騙し騙され感が底辺にありサスペンス要素から二重スパイは誰だ的な犯人考察の楽しみを最後まで飽きさせない作りで秀逸です。これからも彼女の代表作として続編を強く、強ーく、望みたいです。また、個人的には作品中、流れる有名な70年代ポップがなんともツボで40代から50代の人には是非観て欲しい作品。
コメントする