「シャローン・ストーンだけ」アトミック・ブロンド そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)
シャローン・ストーンだけ
アクション映画が観たかった。
なんか古いアクション映画の映像がつづく。スピード感がないのかな?カメラも良くない。色がないのはロンドンらしい霧と湿気かもしれない。しかし音楽どうにかしてほしい。
シャロン・ストーンはやせたね。それに年もとった。
「サイダーハウスルール」がすきだった。「バガー・ヴァンスの伝説」は肉感的に笑えたし、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の彼女も良かった。
彼女がやっと観られる。これは監督の映画に対する集中力とイメージとそれを基にした編集の結果かな。そのための技術もない。まあ、細部へのイメージもつくれずにはじめてしまった凡庸な映画人みたいに見える。
明日には忘れてしまう映画。
話はべつだが、英国やヨーロッパは貧しくなったらしい。
労働者も娼婦も、さびれている。
つまらないので、半分くらいから倍速にして飛ばした。
それでも持て余す。つまり、ほとんどの映画がこんな感じで、それってむかしも今もきっとおなじ程度な現実なんだろうな。「ロックスター」にも「詩人」にもなれない映画人の現実。
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