「単純なアクションモノだと油断してるとおいてかれる」アトミック・ブロンド eさんの映画レビュー(感想・評価)
単純なアクションモノだと油断してるとおいてかれる
しっかり予習しておいたほうがいいベルリンの壁崩壊時が舞台の硬派なスパイミステリー。
実績と能力はあれど、特殊能力があるわけでもない大柄の女スパイがボロボロになって戦う。
仕事の結果が芳しくなく上司から尋問され、それに答える形で物語が進む。
複数の相手と複数の業務、更には二重スパイ、三重スパイと複雑になっていく。
後半過ぎの階段踊り場での長回し格闘シーンは迫力あるが、アクションの見せ場はそれくらい。華麗なシーンより泥臭い人間味のあるアクション。
ソフィア・ブテラがアクションを封印してシャーリーズセロンと絡む。
MTV世代ならニヤニヤする曲チョイス。
解説の原作者の名前が間違ってる。アントニー・ジョンストンのグラフィックノベルThe Coldest Cityが元ネタ。
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