「なんか想像と違った。」アトミック・ブロンド X32さんの映画レビュー(感想・評価)
なんか想像と違った。
ジョン・ウィックのような、脳天気なハードガンアクション映画だと勘違いして、劇場に行ってしまいました。
スカッと爽快な気持ちになりたかったので。
アクションは素晴らしいし、役者さん、スタントさん、頑張ったなぁと、素直に感心しました。
しかし、ストリーの時間軸が行ったり来たり、さらに人物関係の相関も複雑。
例えば時間軸に関しては、名作「ユージュアル・サスペクツ」のように、テンポ良く整理されていればいいのですが、それが出来ないので、物語がテンポ良く進まない。これで退屈しちゃいました。
せっかくのアクションも、なんか、ワクワクしないんですよね。
「長回しでやっててスゴイね!」って感じはしますが、それよりも
「フィフス・エレメント」のディーヴァシーンのアクションのような、小気味よいカット割りで構築した方が、自分は良かったと思いました。
80年代のニューウェーブを多用したBGMは、全体的に一貫性がなくて、なんかとってつけたようでした。
総合的に、退屈な映画でしたが、シャーリーズ・セロンさんの美しさ、アクション、ファッションなどなど、写真集的な魅力がありました。
シャーリーズのファンなら、ぜひ観るべき一本だと思います。
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