「ストーリーがどうこうは別に構わなかったりする。」アトミック・ブロンド 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーがどうこうは別に構わなかったりする。
シャーリーズ・セロン、御年40を過ぎているのに、このアクション!そして七変化。いやはや、恐れ入る。その化けっぷりの見事さで言えば、本職のスパイにも負けていないんじゃないかと目を見張る。カッコいいと思わせる、ハードボイルドな映画だ。
個人的にはなによりも、時代背景にあわせて、懐かしい洋楽(それもブリティッシュ・ロック!)がばんばんかかってくるのがたまらなかった。舞台がドイツだけに、「ロックバルーンは99」なんて流れてくれば、そうそう!と相槌を打ってしまう。そしてラストに「アンダープレッシャー」。今は亡き、デビッド・ボウイとフレディ・マーキュリーのボーカルに酔いしれた夜だった。
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