「惜しい・・・脚本が… セロンは完璧なのに。」アトミック・ブロンド Marikoさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しい・・・脚本が… セロンは完璧なのに。
スパイもの【アトミック・ブロンド】初日に観てきました。
まず、シャーリーズ・セロンがとにかく美しすぎる。
ファッショナブル、スタイリッシュ、エロティックでありながら、アクションシーンは生々しく、泥臭い殴り合い&殺し合い…
『マッドマックス 怒りのデスロード』の丸坊主&義手のセロンにも度肝抜かれたけど、この作品のセロンも凄い。この人は本当にチャレンジャーで役者魂・プロ根性は凄いと思う。41ですよ⁈
でもそれだけに、もったいなかった。
冷戦時代のこのありがちなスパイもののストーリー展開がなんだか《安易な割に分かりづらく》、登場人物の相関図も紛らわしく、もったいないなーと思いました。回想シーンに頭がこんがらがる。
やっぱり話の軸となる脚本ってとても大事。
また違う脚本で違う監督が作ったら趣の違う映画になったんだろうなぁ… 惜しいなぁ…と思いました。
マカボイ好きな俳優さんだけど、この役ではないかな、といった印象。
個人的には、女スパイものとしてはアンジーの【ソルト】の方が引き込まれます。
2〜3回観てるけど、ソルトまた観たくなった!
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