「誰が誰だか」アトミック・ブロンド Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
誰が誰だか
1989年の東西ドイツを舞台にスパイのリストを奪還するべく送り込まれたMI6の女性スパイの話。
活動内容を報告して行くかたちで話が展開する。
場面転換などはカラフルに軽い感じでテロップを出すけれど、内容には軽さはほぼ無い。
MI6、KGB、CIA、DGSEと登場人物が多いし、人物設定と相関がややこしいうえに、誰だか良く判らない状態で話が進行して行き会話の中で理解するという流れが多いし、時系列を若干いじっていることも重なって頭の中で組立ながら鑑賞しなければならず、面倒くさいしストーリーに入り込み難い。
アクションは格闘戦をメインにガンアクションも盛り込まれており、激しく生々しく痛々しくて良い感じ。
つまるところはなる程という展開で悪くはないけれど、スカッとする感じや衝撃的という程のことはないし、なる程ねという感じ。
もうちょいシンプルで良かったんじゃないかね。
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