あしたは最高のはじまりのレビュー・感想・評価
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オマール、シーだからこそ。
正直、感動はしませんでした。
でも、現実の友達の話のような、作り物を見せられてる気がしないのはなぜ?
話は強引だし、母親はほんとに黒人好きなのね、みたいな?
ただ、彼が人生を楽しむ。(ある、理由があるのですが)
その事だけをそして愛情だけを注いだ。それがオマールにはピッタリで。後からジーンと来る作品
勢いでみせられた映画
(9/16)フリー鑑賞券で鑑賞。
■とにかくツッコミどころ満載。
何でひとまずフランスに帰国しないねん、娘をどうやって学校に通わせたなど現実感のなさにツッコミを入れたくなる。また、今までの映画ではその設定だけで1本作っていたような、どこか観た設定をこれでもかと詰め合わせたため余計にツッコミどころが。(突然娘が…外国に独り残される…愛と嘘の境界線…血の繋がり…親権裁判…病気)
■それでも勢いでみせられる
上記のツッコミどころがあるのだが、勢いでみせられてしまった。とにかく、登場人物のキャラが立っており、俳優陣の演技も素晴らしく、ツッコミどころ以上に先の展開が気になるようになっていた。特にサミュエルは表情が豊かで好感の持てる主人公を好演していた。また、登場人物の感情に寄り添った音楽もよかった。
軽快に進むシリアスな話
オープニングからポップなアニメーションが展開されてワクワクする。
期待通り軽快な音楽にのせテンポ良く進むストーリーに笑えるけど、中身はわりとシリアス。
とにかく母親クリスティンが身勝手すぎてイライラしてしまう。
1歳にも満たない子供とその後の子育てをサムに丸投げして8年後やっと現れたと思いきや親権主張。
これがいかにも自己中心的で奔放なかんじの女ならまだしも、常に被害者意識と私間違ってない精神が見られるのでかなり引く。
危険なスタントもこなすサムが病気なのかと思いきやグロリアのことだったのか!って展開はちょっとびっくり。
学校に毎日通わせるより少しでも今楽しいほうを選ばせるサムの愛情がここで身に染みて感じた。
ただ、わざとらしいお涙頂戴にも思えてしまうのは少し残念かな。
あとビルの最上階から飛び降りるくだりは結構ハラハラするのでグロリアもそこちゃんと考えないとね…
ゲイの友人は典型的なコミカルナイスキャラで好き。
蝶ネクタイとチーフのスタイリングがとってもかわいい。
笑いの絶えない作品ですが、最後にビックリ(*_*)
軽くネタばれあり。
嘗て、一度関係をもってしまった女性から赤ん坊を預けられたプレイボーイが、偶然知り合ったゲイとともに、赤ん坊を育てていくヒューマンドラマ。
元々は、「Instructions Not Included」と言うメキシコ映画。残念ながら、元ネタは見たことがありません。元々ネタでは、主人公が、メキシコ・アカプルコから、アメリカ・LAに行く設定が、この作品では、フランスからイギリス・ロンドンと言う事になっている様です。
サミュエルは、クリスティンとグロリアの親権を争い、勝ったわけですが、それだけで十分物語として成立していたのですが、そこに加えてそんな結末があるとはねぇ。
なんとも結末が悲しいですね。そう来るか、と。病院に行くシーンで、先が短いと言う趣旨の話があったので、サミュエルの事だと思ったんですけどねぇ。まさかね、そう来るか、と言う事ですよ。
いやぁ、ヒューマンなドラマでした。良かったです。
笑顔が眩しい作品です
オマール・シーはもちろん、グロリア役のグロリアちゃんが可愛くて、笑顔が眩しい作品です。
ストーリーは、私はずっと自分自身の余命が短いって話なのかと思って観ていたので、だからこそ残りの時間を一緒に過ごしたあとに母親の元に…なのかと思いきや、グロリアだったんだね。
だから学校にも行かず、それを黙認されてたんだ。
太くて短い、濃い人生だったんだね。
母親の身勝手さに不快感はあったけど、最後の海辺のシーンはみんなでひとつの家族になれてて、とてもハートフルでした。
キラキラ眩しい水面とか日差しの中で、太陽より眩しい笑顔がいっぱい!!!切ないけどハッピー。
もう一回観たいわ。
☆☆☆★★★ なかなかの良作。 軽佻浮薄のモテ男に突然の苦難^_^...
☆☆☆★★★
なかなかの良作。
軽佻浮薄のモテ男に突然の苦難^_^
まあコメディー映画には有りがちな話では有ります。
この場合、主人公を演じる人物によって成功の鍵を握っていると言えましょうか。
そこへ行くと、この作品の主演オマール・シーはなかなか嵌まり役に近く。好感の持てる演技。
話のテンポ・編集のリズムが良いから、始まりから気持ち良く映画に入って行ける。
赤ん坊をいきなり託された主人公。
気が付けば映画スタントマンとなるので。色々と映画撮影の裏側を映す為に、映画ファンの心をチクチクと刺して来て、楽しませて貰えます。
途中フランス人とイギリス人の習慣や文化の違いや、相棒となるゲイの映画プロデューサーによる、ゲイあるあるがまた楽しい。
また、大きくなった娘のグロリアの健気な可愛さも観ていてこの2人の親子を応援したくなるところ。
そこまでが前半。そして後半へ…。
ここで有る重要な人物が登場。一気にシリアスな展開になって行きます。
とにかくこの後半を楽しめるかどうかでしょうかねえ。
観ている分にはとにかくその身勝手さに苛々させられてしまいますが。これは作劇上に於いて、有る程度批判されるのは覚悟の上の設定なのでしょう。
ラストにてこの親子に降りかかる展開を見ても…。
感動作にしたい…とゆう製作側の思惑なのでしょうが、その辺りはちょっと強引過ぎるかな〜…と。
まあ多少の嘘も必要だし、ダイエットコーラは映画を観るお供には大事(笑)
(2017年9月13日 角川シネマ有楽町)
想像と違った
これは勝手なはなしですので参考にならないかと思いますが、予告で観たイメージと違って「なんか思ってたのと違ったー!!!」って感じです。シリアス。現実的。もっと楽しくて幸せな気持ちになれることを期待してました。
切なく、でも歓びに満ちた涙をいただきました
チャランポランな男に無責任な母親の登場から始まる、
テンポの早い親子の絆の物語。
小さな小さな赤ちゃんが、デタラメな生活の中でも幸せに、
素敵な女の子に育ち、生命の儚さと煌めきの意味を考えさせてくれる。
常識とか普通に関係なく、自らの大好きやかけがえのない存在を
ただひたすら大切にすることの延長にのみ現れる「幸せ」が
この世にはある。
この映画で、その幸せは、
かわいらしい女の子を通じて父親に微笑む。
産みの母親にさえも感じられない。
他の誰にも見えなくても、
自分だけにはそこに、確かに存在した幸せ。
自ら、そこに足を踏み入れた者にしか感じられない、
守らねばならない幸せ。
小さな生命を超えた存在感に満たされ
「これで良かった」とただ思えれば、
それが最高の人生かもね。
あまたの生命が冷酷無残に扱われる世界でも
そんな幸せが、この世には確かにある。
そんなことを考えさせ、
疲れて、荒んだ心でも励ましてくれる映画。
淀川さんも絶賛するだろう映画らしい映画。
オマールシー最高!
話は至ってどこにでもよくあるような家族物語。だけどそこにオマールシーの演技が入ることでとても切ないいい映画になっていた。
オマールシーの明るいけどどこか切ない感じの演技がとても良かった。キャラ設定もよくて一人一人が個性的で良かった。だけど途中から出てきたお母さんには少し苛立った…笑⃝
家族
序盤のドタバタっぷりは少しチープさがあったけど、8歳まで育てた男と子供の間柄は素晴らしく、温かく微笑ましい親子関係を軽妙にみせる良いフリ。
母親が再登場してからの展開はお約束通りでぼちぼちというところ。
中盤から勿体付けて、どっちかわからない見せ方をしていたネタの明かし方とかオチへの繫げ方が、取って付けた様な展開。
ベタではあるものの良い話だったのに、こうすれば泣くだろう的な余計なことを最後にされて安っぽくなってしまった感じかな。
泣かないつもりが・・・
オマールシー最高です❗
必要なうそもある。そしてその先にあしたは最高のはじまりなんだと思いました。
フランス映画は最高です。感性が合うのかもしれませんが流れる時間軸の表現が素晴らしい作品でした。
ちょっとほろ苦く切ないエンディングにオマールの笑顔、是非映画館で❗
清々しい涙溢れるおススメの作品
名作「最強のふたり」以来ファンのオマール・シーの真骨頂、彼が主演でなきゃこのストーリーのバランスは保てないといって過言でない父と娘の運命を司るハートフルストーリー。親と子、関わりや絆を考えさせられる感情移入の清々しい涙溢れるおススメの作品
泣ける
南仏コートダジュールの海辺の町で、観光客を乗せるヨットの仕事をしながら、毎日がバカンスのような気楽な暮らしを送るサミュエル(オマール・シー)。そんなある日、かつて関係を持ったことすらよく覚えていない、クリスティン(クレマンス・ポエジー)と名乗る女性が現れ、生後3か月の赤ん坊を「あなたの娘、グロリアよ」とサミュエルに託していく。慌てたサミュエルはクリスティンを追ってロンドンへと向かうが、とある事情から心に傷を負い、子育てにも自信を失くした彼女は、どこかへ消えてしまう。
言葉も通じない異国で立ち往生、財布を落として全財産を失くしたサミュエルを救ったのは、彼にひと目惚れしたゲイのベルニー(アントワーヌ・ベルトラン)だった。TVのプロデューサーのベルニーは、サミュエルにスタントマンの仕事を斡旋し、一人では広すぎる家にグロリア共々居候させてくれる。
それから8年、グロリアは明るくたくましく聡明な少女に成長し、スタントマンとして大成功を収めているサミュエルの優秀なマネージャーとして、しょっちゅう学校を休んでは、撮影現場に同行していた。もはや娘というよりも、サミュエルの立派な相棒だ。二人を支えてきたベルニーは、未だ恋人募集中ではあるが、グロリアのおじのような存在として絶大な信頼を得ている。3人はあらゆる意味で“普通じゃない”家族になっていたが、誰よりも幸せいっぱいの家族でもあった。 だが、ひとつだけ問題があった。あれ以来、一度も連絡の取れない母親のクリスティンのことだ。サミュエルはグロリアに、“ママは世界を股にかける敏腕エージェント”だから会えないと嘘の説明をしていた。それだけではなく、母親の名をかたって、昨日はロシア、今日は中国からと、嘘のメールをグロリアへ送り続けていた。
幼い頃は、無邪気に興奮していたグロリアも、最近では「仕事のジャマはしないから、ママに会いたい」と懇願していた。ベルニーはバレる前に本当のことを打ち明けろと忠告するが、サミュエルはグロリアを傷つけることだけは、どうしてもできなかった。
そんな時、本物のクリスティンから突然、グロリアにメールが届く。裁判やDNA検査でグロリアを取り戻そうとするクリスティンだが、紆余曲折を経てグロリアが病気で長くないことを知りサミュエルのもとで暮らすことに。最後はサミュエルのナレーションで楽しい日々を振り返りながらグロリアは死んでしまう。悲しい結末で泣ける作品。
タクシー代がわりに舞い降りた天使
いつもフラフラして過ごしていた青年が
ある日突然一人娘の父となり、人生が変わっていく話
必死になって娘を育てていたつもりだけど
親になったことをで、子に教えられ、支えられ成長していくオマール・シーの姿に感動する
一日でも長く一緒にいるために
日々を必死に生きる姿が、とても印象的な作品
どんな人にとっても、子供は幸せを運ぶ天使なんだなと思う
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