劇場公開日 2017年9月9日

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「☆☆☆★★★ なかなかの良作。 軽佻浮薄のモテ男に突然の苦難^_^...」あしたは最高のはじまり 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5☆☆☆★★★ なかなかの良作。 軽佻浮薄のモテ男に突然の苦難^_^...

2017年9月14日
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☆☆☆★★★

なかなかの良作。
軽佻浮薄のモテ男に突然の苦難^_^
まあコメディー映画には有りがちな話では有ります。
この場合、主人公を演じる人物によって成功の鍵を握っていると言えましょうか。
そこへ行くと、この作品の主演オマール・シーはなかなか嵌まり役に近く。好感の持てる演技。

話のテンポ・編集のリズムが良いから、始まりから気持ち良く映画に入って行ける。

赤ん坊をいきなり託された主人公。
気が付けば映画スタントマンとなるので。色々と映画撮影の裏側を映す為に、映画ファンの心をチクチクと刺して来て、楽しませて貰えます。
途中フランス人とイギリス人の習慣や文化の違いや、相棒となるゲイの映画プロデューサーによる、ゲイあるあるがまた楽しい。
また、大きくなった娘のグロリアの健気な可愛さも観ていてこの2人の親子を応援したくなるところ。

そこまでが前半。そして後半へ…。

ここで有る重要な人物が登場。一気にシリアスな展開になって行きます。
とにかくこの後半を楽しめるかどうかでしょうかねえ。
観ている分にはとにかくその身勝手さに苛々させられてしまいますが。これは作劇上に於いて、有る程度批判されるのは覚悟の上の設定なのでしょう。
ラストにてこの親子に降りかかる展開を見ても…。

感動作にしたい…とゆう製作側の思惑なのでしょうが、その辺りはちょっと強引過ぎるかな〜…と。

まあ多少の嘘も必要だし、ダイエットコーラは映画を観るお供には大事(笑)

(2017年9月13日 角川シネマ有楽町)

松井の天井直撃ホームラン