「人は人、自分は自分なのにね」ゲット・アウト ちいかぶさんの映画レビュー(感想・評価)
人は人、自分は自分なのにね
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スタートは半年前の誘拐から始まる。
実家へ向かう車で鹿を轢くのも不穏。
話が進むにつれて、黒人たちの様子がおかしいところや、
親戚たちの声かけがどこか憧憬を含むところ(最初は嫌味にしか聞こえなかったけど)、
催眠術で操っているのかと思いきや開頭して脳を入れ替えるなんてクレイジー過ぎる
使用人の女性が鏡を見つめて身なりを整えたり、
男性が力仕事に精を出し夜中に走り回ったりしていたのは
入れ替わったおばあちゃんとおじいちゃんが第二の人生を謳歌していたのね。怖い。
ローズもいつかはバスケットボール選手に入れ替わってみたい、とか思っていたのかな。
クリスと盲目の画商の脳入れ替えエンドじゃなくて、
親友が助けに来てくれて良かった。
愛する人を最後見捨てて逃げるシーンは辛い過去(トラウマ)との決別も表しているのかな、と。
クリスがわんちゃんと親友と幸せに過ごせますように。
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