「映画の中の雰囲気が好き」ビブリア古書堂の事件手帖 subaruさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の中の雰囲気が好き
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本マニアではなく、ある程度読むくらいの読書好きです。原作もしらず、ドラマやアニメも観ずに映画が初見でした。
黒木華さんのおっとりとした、優しくささやくような話し方、綺麗で清潔感のある服装。
色が優しく、華美過ぎず地味過ぎずの書店。
そして綺麗な町並み。
全てがツボでした。こんな町に住みたいな…
物語はそこまで難しくなく、栞子が突き飛ばされたシーンで犯人はわかると思います。声がそのままなので。
2冊偽物を持っていた事と、大輔が騙された時は
私もちょっと栞子さん!と思ってしまいましたが、本好きに限らず、自分の大切なものは人には預けられないなぁとも思いました。
本ばかりを大切にしてしまう栞子に妹や大輔の心に触れて、最後に本より大切なものがある!と栞子が踏み出したシーンは成長したんだね…と。
現実と大輔の祖母の時代とが交差して流れますが、お互いの時代を邪魔せず、汲み取りやすかったです。
ただ感じたことをレビューに載せたのみですが
いい映画でした。
激しくなく、ゆっくり流れる映画です。
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