「黒木華をはじめキャスティングは申し分ない」ビブリア古書堂の事件手帖 Naguyさんの映画レビュー(感想・評価)
黒木華をはじめキャスティングは申し分ない
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いっても仕方ないのだが、剛力彩芽とAKIRAのドラマでも見た、原作の第1巻を映画化しているので、個人的には新味を得られず。まあまあかな。
注目は、20世紀フォックスによる日本映画で、三島有紀子監督によるリメイクだとどうなるか、である。回想シーンがセピア調なだけでなく、全体にフィルターをかけたような映像で、ミステリアスな雰囲気を作っている。
キャスティングは申し分ない。東出昌大や夏帆はもちろん、なんと言っても黒木華。本来、篠川栞子役は長髪だし、繊細なキャラクターなので、(短髪で元気イメージの)剛力彩芽は彼女らしくないし、本作は剛力よりも黒木華はベストだと思う。
五浦大輔役の野村周平はアミューズ所属。映画の主題歌も原由子vo.サザンオールスターズ(「北鎌倉の思い出」)ということで、"アミューズバーター"の匂いが漂う。
ここから本シリーズ(全7巻)を映画化するには、配給パワーが残っているかだろう。映像化されていない原作巻があるが、1作完結かもしれない。
(2018/11/1/TOHOシネマズ日本橋/ビスタ)
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