最低。のレビュー・感想・評価
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女性にも男性にも多くの気づきをもたらす良作
AV業界というある種の裏の世界をメジャーな商業映画で真摯に描くこと自体が稀有であり、難しい企画を成立させしかも高いレベルで完成させたことに瀬々監督をはじめスタッフ・キャストに感謝したい。もちろんこの一本でAVの裏側がすべてわかるなどとは思わないし、現実にはもっと悲惨な話や悪質な事例もあるのだろう(AV女優の自殺や不審死、裁判沙汰も時々起こる)。それでも、映画では単にAVに関わることになった女性だけでなく、その家族との関係や彼ら彼女らの心模様も丁寧に映し出す。もし自分の家族や親戚や知り合いにAV女優がいると知ったら、どう思うだろうか、どう接するだろうかとシミュレートしながら観ると一層作品の世界に入り込めるはず。
メインの3人の中では森口彩乃が特に素晴らしかった。大成してほしい女優だ。
まとまりがない脚本だがつまらないわけではなく、 しかし面白いわけでもない。 ラストの佐々木心音のシーンはオレには意味が解らなかった。 わからないがまあそれでもいいか。
動画配信で映画「最低。」を見た。
劇場公開日 2017年11月25日
2017年製作/121分/R15+/日本
配給:KADOKAWA
森口彩乃
佐々木心音
山田愛奈
江口のりこ
渡辺真起子
根岸季衣
高岡早紀
「64 ロクヨン」の瀬々敬久が監督。
江口のりこ、根岸季衣、高岡早紀が出てる映画ってどんな映画だろう。
そう思って見はじめた。
登場人物が女性ばかりだ。
しかも登場人物が多い。
脈絡がなく話はどんどん進む。
中盤になってやっとわかった。
3人の女性は全員アダルトビデオにかかわっている。
高岡早紀の高校生の娘は母親がAV女優だったと友達にバレていじめに遭う。
森口彩乃は夫に内緒でAVに出演している。
AVに出演中に父親が他界。
佐々木心音は母親や妹にAV出演がばれてしまう。
まとまりがない脚本だがつまらないわけではなく、
しかし面白いわけでもない。
ラストの佐々木心音のシーンはオレには意味が解らなかった。
わからないがまあそれでもいいか。
満足度は5点満点で2点☆☆です。
最低、でもね
アマゾンビデオで、オススメコーナーにあったので見てみました。
AVに出たから最低なのか、それによる世間の冷たい目を感じながら生きることが最低なのか、家族に同様の思いをさせることが最低なのか
最低といえども、新たな一歩を踏み出せるのか、そういう希望があるのか。
こんな難しい問題にも向き合う勇気を、人間って持ってるのかなぁと思いました。
色々と考えさせられる映画である一方で、過激なシーンでは興奮してしまうのが男。そういうのを含めて、さらに考えさせられます。
三人とも、とても魅力的でした。僕は佐々木心音さんが、良かったです!
魔物は蔓延る
自分がどれほど愚かであるかは他者がいなければ計り知ることはできないと思うのです
多くの人が思うからそちらの方が正しいとは思いません
「それは普通じゃないよ」と言う人も何を基準に普通を特定しているのか怪しいものです
とは言えそんな方々と口論しても何にもならない
「普通」を武器にして話す人々は自分が多数派で正義なのだと思っていてその思いは微塵も揺るがないのだから
その人々は自分の頭でモノを考えることをやめて大勢が流れる方へ正しいと信じて進んでいるのですから
そんな人の考えを変えさせることは至難の業ではないでしょうね。
私はそれが不思議でならないのです、その先の世界が明るい愛で満たされたものだとは考え難いのです
個を無視して私達に服従しなさいと言われているようでならないのです
何に操られているのだろうか、自分で考えずに得体の知れない魔物にいいように操られていつのまにか自分は「正しい」と思い込みはみ出す者を下に見てけなし毛嫌い笑者にして自分の世界から排除しようとするのだ
そして集団で魔物に操られて闇の世界に空き進んでいるのだ
などと思ってしまう私はかなりのはみ出し者のようです
そんな私も弾き出されるのは怖いのでその魔物に真っ向から対決することもせずにひっそりと生きてます
ただどうしても出来ないのは上から目線で普通じゃないと言われる人への攻撃はしたくない
魔物に魂は渡しません
自分でしっかりと考えて一歩一歩を進んでいきたいものです。
少なくとも、最低では無い、と、思います
AV女優の物語とゆうより、それに付随する人間関係なのかな。
そばかすの方が原作者自身のモデルでしょうが、見た目も生き方も魅力がありません。
夫婦関係の歪みからAVに入りはじめた、森口彩乃は、初めて見ましたが、良い女優さんだな、そう感じました。
AV女優の娘を演じる、山田愛奈も、素晴らしい。
ストーリー自体は、何を伝えたいのかわからないので、感情移入が出来ませんでした。
監督の作品をたくさん観ているのですが、これだけは理解不能です。
AV自体は合法だし、人の役に立つし、どうでしょう、こんなアプローチは心の琴線に触れるような展開は困難だと思います。
森口彩乃と山田愛奈の演技だけでも、観る価値はあるとは感じました。
AVに関わる女性のそれぞれの立場にリアリティを持たせたストーリだと...
AVに関わる女性のそれぞれの立場にリアリティを持たせたストーリだと思います。
また家族や周囲の人の反応にも分け入って表現しているところにもリアリティを感じました。
一見華やかそうな世界にも見えますが、相反する泥臭い人間模様がやはりあるのでしょうね。
そう言った裏側の世界を巧みな描写でえぐっている作品だと思います。
それぞれの登場人物の感情も良く表現されていて感動的な作品に仕上がっていて、
完成度も高いと思います。
設定は興味出るが、展開が間延びしている感はあり
妻がAV、娘がAV、母がAV、それぞれの立場でAV出演を経験している女性の揺れ動く心情と周囲の反応を群像劇で描く。
AVが隠れた仕事、周囲に理解を得られそうにない仕事という前提でつくられている。映像は少し青いトーン。群像劇は少し展開が横に伸びすぎて、どんな展開になっているのかがよみにくい。
AVに関わる3人の女性たちのそれぞれの顛末 AV女優を悲劇的に描き...
AVに関わる3人の女性たちのそれぞれの顛末
AV女優を悲劇的に描きすぎかなーって思う
言えないこと。
誰にも言えない
苦悩や悲しみを抱えた女たちのストーリー。
目の奥の虚しさのようなものを見せる出演者の演技力、
素晴らしかった。
誰も、何が正しいなんてわからない。
最後のシーンが、とても良かった。
なぜ『最低』 なのかが分からない…。
AV女優に関わりを持つ3人の女性の物語。
AV女優というと、借金を返済する為に仕方なくなる人が多いのかと思ったけど、最近はそうでもないことが分かります。
ここに出てくる女性は、自分の心の穴を埋める為に、自ら進んで行なっている人ばかり。
理由はそれぞれとは言え、なかなか複雑な心情が絡んでいるから難しい。
こういう人たちって、その後どうやって生きていくのだろう…。
モヤモヤの残る映画でした。
三者三様。纏まらず。
釧路から上京したが、AVの道に進んだ女性。
マンネリ化した生活から抜け出す為AVに出演する奥さん。
父親不明、母親も元AVの噂が立つ母子家庭の娘。
三者三様の女性が、日常生活から逃避する様を描く。
3人の女性達の現在の生き様と背負っているものはそれぞれで淡々と映画は語る。
最後の一本筋話にまとまりたいのは解るが、全てAVを絡ませなくても別にいいし、別にそこに纏まらなくてもいいんでは?状態。
これでは、AV業界皆兄弟っていってる様なもんだ。
あと、江口のりこの役柄は何だったのだろう?
超下らないエピソードは要らない。
各女性たちの哀しい気持ち、後ろめたさは分かるが、監督の映画方向性は的外れで最低なオチでした。
紗倉まなの原作未読。青赤っぽい肌色がいい
監督お得意群像劇…っていう感じでもないか。
説明少なめ。
人間何回目?
白猫ちょっとだけ。子猫と16年くらいの年寄り( 国分寺台地域ねこの会)
別にAVの世界を描くわけじゃないのね。
「俺、性癖変わったんだ」てそんな言い方する?
からの告白!!そのタイミング!?
なにかんがえてるかわかんない
それが狙いか。
覚悟を決めたつもりでも
心は揺れるもの
高岡早紀のパートがどう繋がるのかと思ったら、そうきたか。えらい歳の離れたお父さんだことで。
娘さんの役のコいいな。幸薄そうで
絵が繋がった!
AVどうでもいいのでは?
唐突に終わった
新宿
海の見える街は?
南房総
舘山日東バス
安房自然村
御宿町
中央国際高校
SOD
泉まくら「ふちどり」
エンドロールの最後のシーンは何を意味するのか。
仕事の事を話すのって躊躇するよな、一般的な職種やないと。
娘! 妻! 母!
映画館で拝見したかったのですがDVDとなってしまいました。残念です。 もしかしたら女性目線で観たほうが良い映画のでしょうか? 娘がAV?妻がAV?母がAV?という各々の立場で描かれているのだと感じましたがどうですか?
私には少々、難解でした!!!
女の人にとっての作品
夫婦の関係が冷めていて、AVに出た主婦。
母親が働きもせずに、おばあちゃんに育ててもらっている女子高生。
学校に行かず、AVの仕事をする女の子。
この三人が、周りの人たちに揉まれながら生きていくという内容だった。
人はそれぞれ何かの不満や不安があって生きているんだと思いました。
三人は、自分が一番最低な人だと思い込んでいるような気がしました。
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