「火花のような10年間を描いた素敵な作品」火花 ma~さんの映画レビュー(感想・評価)
火花のような10年間を描いた素敵な作品
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ドラマ『火花』に衝撃を受け、映画も楽しみにしていました。原作は 未読です。
きっとスパークスやあほんだら のような芸人はたくさんいるのでしょう。
世間に認められなくても、自分のやりたい笑いを貫くのか。
はたまた万人受けの笑いを目指すのか。
それは、芸人に限らず人生で必ずぶち当たる壁 なのではないでしょうか。
そんな葛藤をする徳永は、きっと又吉さん自身なのでしょう(勝手にそう思ってます)
解散を決意した最後の漫才では涙が止まりませんでした。
夢を追いかけ、芽が出ず諦める。
その10年はまさしく火花のようにあっという間だったのではないでしょうか。
全体的にすごく好きな作品です。
最後のオチも衝撃でしたし(ドラマで知ってはいましたが)どんな決断をしても 本気で泣いて怒って笑い飛ばしてくれる、そんな友人がいたら、人生って案外捨てたもんじゃないかもしれませんね。
ただ、個人的にはドラマのキャストを超えてないのではと思っています。もちろんドラマと映画は別物だと思いますが、ドラマのほうがより リアリティで、2人の性格の違いも明確に描かれています。見比べてみるのも面白いかもしれません。
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