クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的のレビュー・感想・評価
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んー、思ってた様な捻りが全く無かった。
街角のバールに集まる人達。
そこへ、具合の悪そうな人がお手洗いに駆け込むが、その後 店を出た客が狙撃されてしまう。
街には人々が居なくなり、不審に思う客達。
お手洗いへ駆け込んだ客を確認するが、かなり具合が悪そうだ。
その後、その客のスマホで更なる恐怖が襲いかかる…。
色々な人物を怪しそうに見せるけど(特に 髭眼鏡)、特段怪しい訳ではなく……。
店の女店主らに疑いをかけられた人達が地下の貯蔵庫へ押し込められるけど、そのお陰で命は助かったものの、その後は“あるもの”を巡っての争いが勃発。
ってか、“あれ”だって 本当に命が助かるものなのか疑問だったけどね。逆に“あれ”のせいで変異するんじゃね?って期待してたんだけど(笑)。
その辺りの捻りとか、まさかの展開は なし…。
極限状態で、皆の疑念が確信に変わった時、人々がとる行動や本音とは…って感じなんだろうけど…。あんまり切羽詰まった印象も受けなかったかな。ついでに言うと、国で行った封じ込み作戦、見事に失敗してますね。本当に客の数を把握してたのか(サブタイトル合ってますか?…)疑問でした。
適当に付けた邦題!!
出だしの映像と音楽が良かったです。テンポが悪く尺も長く感じます。バルの雰囲気はいまいち楽しめませんでした。警察とやり合うのではなく、ストーリーはつまらない方向へ行く感じでした。邦題は最初の方だけ観て付けてしまったと思います。下水道に降りるシーンは良かったです。ヒロインが美人で頑張っていました。キチガイがイスラエルと呼ばれているのは良かったです。
これからどうなる?の連続
よくわからない作品でしたね。
最初はコメディかと思っていましたが、意外とサスペンス系でびっくり。
なぜそんな状況になったのかがよくわからず、最後は結局どうなったの?って感じです。
訳ありの男女が集まったマドリッドのバール。店外で一発の銃声が響き、...
訳ありの男女が集まったマドリッドのバール。店外で一発の銃声が響き、店を出たばかりの男が狙撃され、慌てて助けに出た男もまた凶弾に倒れる。人影が消え静まり返る街。テレビを点けても何の報道もなく携帯も繋がらない。店を出ることが出来ない客達はパニックに陥るが、言い争いをしている間に外にあったはずの2人の遺体が跡形もなく消えていて・・・。
冒頭、バールに集まる客達の素性をワンカットで見せるオープニングでグッと引き寄せられるも、そこから転がる話が余りにありきたりで肩透かし。スペイン映画なので聖書の引用や聖書由来の登場人物の名前などが散りばめられているもののそこにあまり深い意味は見出せず、ネタバラシが拙速過ぎてサスペンスも盛り上がらない。加えて登場人物の心情描写が雑なので彼らの行動が行き当たりばったりにしか見えずドラマを構成出来ていない。オチは結局冒頭に示されていることが解るのですがエンディングに漂う余韻も雰囲気だけで奥行きがない。ということで結局一体何を観せられたのだろうかと首を傾げる珍作でした。
謎多き閉ざされた空間で生き残るのは誰で賞
やはりイグレシア節。
期待以上で大満足。
ここ最近のワンシチュエーションスリラーもので、一番ワクワクした。
目が離せず、飽きず、
どうなるか予想がつかず、
常にハラハラドキドキ。
極限状態の人間の本性が
上手に描かれている。
8人の登場人物も
個性がそれぞれでおもしろく、
クスッとする場面もあり、
さらに結末もスッキリ。
本当に素晴らしい。
スペインの女優さんは
表情が凄くイイよね。
ぜひ映画館でどうぞ。
いつものイグレシア
極限状況下で本性表れる系ブラック・コメディ。ひたすらアイデアを詰め込んで混沌を生み出しつつ、"何が起きているのか"だけは外さずにしっかり画面を組み立てる前半の出来がいい。密室劇といいつつ、事態の進行(突然の狙撃による閉じ込め→感染症発覚と内部分裂→生き残り同士の殺し合い)と同時に、空間的な拡がり(バーの内部→地下室→下水道)もあるのが楽しい。
生き残り
サブタイトルは…。
前半はコントの様なドタバタ劇。適当なことを言いあってバカ騒ぎをしてパニックに陥ってという流れで心配になったけど…中盤以降は一転、なかなかスリルのあるストーリー。
狭い空間でパニックになった時にあらわれる本性や人間性を良く表しており、ハラハラドキドキ楽しめた。
密室3段階
店から地下に下水と密室劇が三つのパニック脱出映画って感じ!?
予想のつかない物語序盤からウィルスや感染だの国家ぐるみとソッチの方向性で進むかと思いきや裏切りなど心理描写もあり鈍臭く笑える場面もチラホラでラストのオチも不満なく無難に面白かった。
主人公の美人さんがラストへ向かう過程で紅一点な魅力全開で効果抜群な演出でした。
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