「スペイン映画、時々スゴい説(笑)」インビジブル・ゲスト 悪魔の証明 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
スペイン映画、時々スゴい説(笑)
2016年公開、スペイン映画。
【監督・脚本】:オリオル・パウロ
主な配役
【被疑者・ドリア】:マリオ・カサス
【敏腕弁護士・グッドマン】:アナ・ワヘネル
【被害者の父・トマス・ガリード】:ホセ・コロナド
【ドリアの愛人・ローラ】:バルバラ・レニー
1.スペイン映画、時々スゴい説(笑)
未レビューだが、以前『パンズ・ラビリンス(2006年)』を観て不思議な感動を受けた記憶が蘇る。
本作もあまり期待せず見始めたが、
どんどん惹き込まれてしまい、最後にノックダウンされた。
スペイン映画ということで、俳優陣にもなじみがなく、
変なイメージがないのもプラスに作用したかもしれない。
2.よく練られた脚本
◆タネ明かしの順序
◆塗り重ねられた虚構
◆最後の背負投げ
◆ロケ地の設定
◆キャラ設定とキャスト
すべてに「隙」や「無駄」がなく、
緻密に練り上げられている。
脱帽だ。
3.まとめ
間違いなく秀作。
惜しむらくは、ラストの処理。
もっとドラマチックにすることもできたろうに。
それだけが惜しい。
ラス前までの印象は鮮烈。
☆4.5
コメントする