ワイルドガンのレビュー・感想・評価
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マイケル・ウィンコットかっこいい
元カノの旦那さん、気の毒に感じます。
戦争にトラウマを負い銃を捨てたガンマンが10年ぶりに帰郷し、聖職者の父親、別れた彼女との邂逅を経て、悪辣な有力者一味と戦う物語です。
西部劇は殆ど観ませんが、キーファー・サザーランド主演とのことで試しに鑑賞。
クライマックスは中々の迫力でしたし、ラストの展開は個人的に良かったと思います。それ迄の「忍耐」展開が、カタルシスを感じさせてくれました。
ただ、それ以上にクライマックス迄の展開に面白みを感じることが出来ませんでした。肝心の父親、元カノに好感が持てず、感情移入し難く感じたのが要因かもしれません。
結果として、終盤までは私も「忍耐」で鑑賞することになりました。そんな作品でした。
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物語に進化がない
総合:65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
キーン・サザーランド主演と書いてあったが、冒頭からいきなり父親のドナルドも登場してきて本物の親子共演なのに驚いた。しかし現代の作品だが物語は昔ながらのもので進化が感じられない。部分部分がどこかの有名作品と似ている。現代作品らしくもっと凝った話にするとか人間的なものを掘り下げるとかして欲しかった。結末の後のことも抽象的ではっきりとしないのも中途半端で、それも『許されざる者』に似ている。
土地買収を進める悪役のターナーは理性的で敵役ながら存在感があった。契約があるから戦わ哉ければならないという彼との決闘の前に、ジョンが銃を交換してくるというのは違和感があったが、契約を取り消すという展開は面白かった。ただしその展開は『ロボコップ』の結末と似ていた。
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