「鬼気迫らない。」ソウル・ステーション パンデミック Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
鬼気迫らない。
感染源は不明ながらソウル駅のホームレスから拡散するゾンビに襲撃される風俗嬢と、パニックの中彼女を探すその恋人&父親の話。
新感染の前日譚という位置付けとのことだけど、正にその通りで数日前のソウル駅を舞台にした単なる別バージョン。それ以上でもそれ以下でもない感じだし、感染が始まった原因とかいう謳い文句は嘘っぱち。何も明かされないし、寧ろ新感染の方で言っている。
パニック状態ではあるのだろうけど、悪いことは全て他人のせい、何で自分が、自分だけはという国民性が全開の為に通常運転にみえてしまうし怖さを感じない。
終わり方だけは嫌いじゃないけれど、意外性があるという程の展開があるでもなく、何よりもダラダラとテンポが最悪。
こちらが先なんだろうけど、新感染を観賞済みならみる必要ないんじゃないかな。
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