「梅宮辰夫かと思った。」おじいちゃんはデブゴン 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
梅宮辰夫かと思った。
昭和後期、香港映画を日本に知らしめたジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、マイケル・ホイの3人。
劇場のみならずTVでも香港映画が頻繁に放送され、この3人を目にする事が多かった時代。
サモ・ハン・キンポーはジャッキーのいつも後ろにいる様なNO.2でありながら、ひょうきんさを売りに活躍していた印象がある。
時代も変わりあまり香港映画がTVに流れなくなってから彼を見る機会も減っていった。
今回はおじいちゃんになった彼を久しぶりに観る映画となった。
原題は「おじいちゃんはデブゴン」なんて一言も書いていないw。しかし、興味あって観る人の大半はかつてのデブゴンを期待する。
映画内容は認知症が進んでいるサモがマフィア絡みで活躍する話。
ってか、前半からアンディ・ラウが活躍している為、「アンディの映画じゃないの?」と思ってしまう程w
外国人絡めてのアクションといい、軽快な音楽といい、実に香港らしい。
もう一方のサモはと言うと・・・キレは無い!!
年相応のお爺ちゃんである。動かないったらありゃしないw
敵は銃を使わないのかいww
しょうがない!!頑張ってはいる。
アクションよりは、この映画では日常生活の惚けっぷりを見てやって下さいの様です。
もうサモ・ハン・キンポーのメモリアル映画と考えた方がいいでしょう。
何故か梅宮辰夫にも見えてしまうサモお爺ちゃん。
この映画へは、ほのぼのと暖かい気持ちで付き合って下さいませ。
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