劇場公開日 2018年4月7日

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「自らの性犯罪被害をつづった雪村葉子の手記を、『受験のシンデレラ』な...」私は絶対許さない sallyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0自らの性犯罪被害をつづった雪村葉子の手記を、『受験のシンデレラ』な...

2018年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

自らの性犯罪被害をつづった雪村葉子の手記を、『受験のシンデレラ』などの監督を務めた精神科医の和田秀樹が映画化したドラマ。15歳のときにレイプされ、その後風俗嬢として働きながら看護師を目指した主人公の半生を描いた作品なんですが・・・・

正直、中学三年生の時、地元の不良グループに拉致され、性的暴力を何人もの男達から受け、その後の主人公の人生がおかしくなった事に対して同情はあるのですが・・・・

彼女の場合、家庭環境も正直決して良くなかったのが合わせて彼女の人生を狂い出したものだったのかな・・・

主人公とある意味、亡くなった飯島愛は似ている部分はあり、私は女性ではないので、こんな事を書くのはいいのかと思いますが、話が進むにつれ、彼女の人生に共感出来なくなりました。

私自身、若い頃から色々あり、死にたいほど追い込まれた事がありますが、それでも、何かが正しくて、何が悪い事位は分かっていて、どんなに窮地に追い込まれても、悪い事をしない奴はしないし、復讐にしろ、やり直しにしろ、もっと色々な方法論があると思います。

確かに彼女の受けた経験は酷いモノだと思うけど、しかし、ラストにしても、その後の彼女の人生論って、同情や共感が出来ないな・・・

上を見たらきりがないし、下を見たらきりがないし・・・・

生きてく以上、結局、試練に耐えていくのは、はやり自分しかないでしょうし・・・・

和田監督の言いたい事や、訴えたい事も分かりますが・・・・・

う~ん、しかし・・・・

ま、人それぞれの捉え方は違うと言う事でしょうか・・・

気分を害された方にはすいません。

sally