DESTINY 鎌倉ものがたりのレビュー・感想・評価
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テンポが悪すぎて苦行!!
出だしから大げさな音楽が耳障りでした。夫が結婚前に話してない事が多すぎて入り込めず、ネタバレを聞いてもああそうなのという感じでした。テンポが悪すぎて、探偵ものだと思ったら違うという散漫な前半が特に苦行でした。TVCMの寸劇のつぎはぎのような内容で129分は長すぎます。日本神話から借用した要素以外も、恒川光太郎の「夜市」を思わせるシーンもあってオリジナリティが無く、間延びした印象でした。万城目学のように、作者のその土地の歴史文化への拘りは感じないので、別に鎌倉でなくても良いような内容でした。死神は執事の格好をしているのに、語尾が「~ッス」と後輩口調なので品が無かったです。自分がいなくなった後に妻子を狙われたり、魂が抜けてしまった後に体を乗っ取られる下りは地味に怖かったです。見た目以外の中身を作り込んだら凄い映画になったと思います。
大人のジブリ
高畑充希、実際にはカホコより前の撮影なのだろうが、
その印象が強すぎて香保子にしか見えない。
ヒロインの在り方とはちょっとマッチしていないように思えた。
もちろん、演技がどうこうという問題ではない。
序盤は極めて平坦、かなり眠くなった。
徐々にジブリ様の世界が広がっていくが、盛り上がりには乏しい。
堤真一演じる編集者の死にまつわる話も、
泣けるがイマイチこみ上げるものはない。
黄泉の国へヒロインを救出しに行くくだりも、
両親のエピソードも同様にさらりと流れる。
かつてのジブリ作品を彷彿とさせるが、
あれほどの感動や感慨はなく物足りなさが残った。
「ものがたり」として抜群に面白い
メッセージ性は特に感じられなかったが、単純に「ものがたり」として面白かった。
鎌倉でおこる出来事は、楽しいものから悲しいものまで様々だったが、どれも魅力的で、興味をそそられるものだった。
また、夫婦2人の、「いやらしくないラブラブ感」がすごく好みだった。
家族や友人にも安心して勧められる一本。
思ったほど良くなかった
予告を見て面白そうだったので行きました。黄泉の国のシーンや妖怪に期待していたのですが、黄泉の国に行ったのは最後の方でしかも短かったし、妖怪もあまり出てこなかったのが残念でした。
堺雅人も高畑充希もどこかで見たことあるようなキャラだったのが少し気になってしまいました。
あと、個人的に高畑充希の役のキャラが好きじゃなかったので感情移入できなかったです。
貧乏神のお皿や遊園地で見た同じ顔の人が伏線になってたのは面白かった。 原作を読んでみようと思いました。
味わい深い映画
思いやりにあふれる映画。
夫婦、親子、妖怪、死神、貧乏神、黄泉の国の住民等出てくるキャラが立っており、分かりやすく感情移入できました。コンスタントに笑いあり、ジーンとくるシーンも随所にあり、最終的に涙がツーと流れて気持ちよく映画館を出ることが出来ました。
中学生から中年オヤジまで楽しめる、良質の作品。
素直にオススメできる映画です。
『指原の乱』の構想が実現?
観ていて思った。ああ、山崎貴の作品だなぁ〜、と。
決してつまらなくない。しかし、同時に物凄く面白いわけではなく2回観たいとは思わない。
作家性が強いせいで好き嫌いがはっきりわかれるわけでもなければ、実験を試みて大失敗することもなく、かといって膝を乗り出してのめり込んで観るような作品を創るわけでもない。
点数をつけるなら常に60点から70点の作品。
ある意味偉大と言えば偉大なアベレージヒッター型の監督だとつくづく思う。
本当はホームランを打てるのに、空振りしないため敢えて狙いにいかないのかもしれない。
とはいえ監督作品が上映されるたびに何となく観に行ってしまう。
そして映画館で適度に楽しんで以後はBlu-rayやDVDを購入して見返すこともないので時間が経てば内容は殆どうろおぼえになってしまう。
さすがに柳の下の3匹目のどじょうはしつこく感じたので3作目を観ることはなかったが『ALWAYS 三丁目の夕日』の2作品、『SPACE BATTLESHIPヤマト』『永遠の0』『STAND BY ME ドラえもん』『寄生獣』2部作、『海賊と呼ばれた男』と、筆者も今まで8つも山崎の監督作品を観ている。
ただ百田尚樹の原作小説である『永遠の0』を映画化し大ヒットさせたことで、左寄りな日本映画界の中にあって世間的に右寄りと思われる作品の映画化に風穴を開けた功績は大きい。
『海賊と呼ばれた男』も愛国的傾向の強い作品であり、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや本作も肯定的に日本を捉えるという意味においては同じなのかもしれない。
また初期作品の『ジュブナイル』と『リターナー』以外は監督作のほぼ全てに原作が存在し、山崎が脚本を兼ねることも多く、長い原作の中から面白いエピソードを抜き出したり、そのエピソードをふくらませたりして1本の映画にまとめる才能に長けているように思う。
しかし山崎の監督作品には苦手な点が2つある。
まず映画が全体的に長い。本作も含めて殆どの作品が2時間を超える。どうにも我慢ができなくなって『永遠の0』ではゼロ戦の空戦シーンでトイレに立ってしまった。
もう1点は感情を誘発するための音楽が常に過剰なところである。
特に『ALWAYS 三丁目の夕日』で顕著だが、感動させたいシーンではこれでもかと言わんばかりに扇情的な音楽が大音量で流れいささか疲れる。
本作は『ALWAYS 三丁目の夕日』と同じく西岸良平の漫画『鎌倉物語』を原作としている。
そして今までにも増して出演俳優が豪華である。
個人的には福田雄一監督作品の常連であるムロツヨシが出演しているのが興味深かった。
ムロは山崎から「今までのムロツヨシにない一面を出せるような役柄をやってもらいたい」と言われたらしいが、それは福田作品で見せるおちゃらけた演技をするな!と釘を刺されたに等しい。
たしかに今回は一切笑いを取る演技をせず終始真面目な演技をしている。それにもかかわらず、うわっ、メレブが真面目な演技をしてやがる!と思ってしまって出演場面では終始ニヤニヤしてしまった。
また山崎作品は主役選びに失敗しないと常々感じているが、本作の堺雅人と高畑充希の主演コンビの組み合わせもなかなか良かったと思う。
話は全然変わるが、高畑には忙しい時間の合間を縫って福田雄一と是非『女子ーズ2』を創り上げて欲しい。
ただなぁ、高畑も有村架純も超売れっ子になってしまったから、あんな役は二度とやらなさそうなんだよなぁ〜。
前述したように山崎作品は特別良いところも悪いところも見つけるのが難しい。
ただ本作では、江ノ電のタンコロが黄泉の国へ向かうシーンから黄泉の国の建物の描写までが『千と千尋の神隠し』を想起させてしまうところが独創性を感じさせない。
また全編を通じてCGがまだまだCG然としている。
同じ時期に観た『鋼の錬金術師』に内容や配役では格段に優っていても、本来山崎が売りとするはずのCGの完成度において完全に敗北している。
2013年に放映されていたテレビ東京の番組に『指原の乱』というバラエティ番組がある。
演出は福田雄一で、HKT48の指原莉乃と福田が実際に各業界関係者のもとを訪れて指原の勝手なお願いを聞いてもらうという趣旨の番組である。
「黒指原」と化した指原が業界の裏事情に切り込んで自分の欲望を遂げようとするのだが、積極的にお金の話をし、というよりほぼお金の話しかせず、福田をはじめとする周りにことあるごとに文句ばかり垂れるアイドルの姿は笑撃である。
当時はテレビ東京で深夜2時以降の放送だったために視聴率はわずか0.1%だったらしい。
指原のHKT48を世間に広めるために映画を創りたいというとても雑な思い付きから、福田と2人で山崎のところへ足を運ぶ回がある。
指原が山崎を「ザキヤマさん!」と呼ぶ第一声とともに、当時流行っていた「半沢直樹」の人気にあやかりたい下心が見え見えで堺を主演に迎えてCGをふんだんに使った作品を山崎に監督してくれないかとお願いする。
その際、山崎は絶対に堺が主演で先生と生徒などの年の離れた恋愛ものなら鉄板で受けるから自分が出資してでも監督すると発言している。
ん?本作は『指原の乱』の構想そのままに見えるが…気のせいかな?
なお言うまでもなく指原の映画を創る構想はポシャった。
感動的な幻想物語
年内にどうしても見たい映画はこれしかないので、年末年始の休みを利用して見に行った。129分やや長い時間だったが、ちっとも長くに感じずつい見終わった。非常に完成度が高い作品で、神話や民俗の要素がふんだんに入れ組まれていだが、プロットの辻褄合わせられないところがほどんとない。よくまとまった物語を作り上げったこと自体は素晴らしい。それにやはり役者たちの演技は素晴らしいと思う。特に初めて夫婦役を演じる堺雅人と高畑充希との間のやり取りは、説得力があって違和感なし。年を離れる夫婦ってことは、世間によく見られることだけどそれなりに高く評価されてはいない。それゆえ、その度を把握するのは一番難しい。そこには本当に演技が試されたところがある。堺雅人と高畑充希の演技に満点を与えたい。お二人の愛情表現は完璧であるからこそ、物語自体を成立させている。高畑が黄泉の国へ連れて行かれるまえに、堺と別れたシーンを見て、座席のあっちこっちにすすり泣き声が聞こえて来た。もちろん自分もかなり涙が出た。感動でした。
オムニバス形式の映画だと思った方がいい
公式サイトや各番組で紹介されているこの映画の本筋は「不慮の事故で亡くなった妻を黄泉から取り戻す」です。
私はこれに興味を持って観に行ったのですが、実際にこれらの事件が描かれたのは映画のかなり後半の頃でした。
それまでは「鎌倉」という不思議な土地にまつわるお話がいくつか語られます。
そのどれも「死後の世界が身近である鎌倉」を丁寧に取り扱っており面白いお話でしたが、「死んだ妻を黄泉から取り戻すお話」と紹介されていたため、「こいつらいつになったら黄泉の国行くんだ」と思ってしまいました。
また、実際に黄泉の国に行ったら行ったで話がすごくまきで進んでいき、見どころである黄泉の国のCGであるとか、主人公・正和の葛藤の解決、前世からの因縁、亜紀子の奪還などがすごく物足りないです。故の☆3です。
ですがこの映画を「妻を黄泉から取り戻す話」として観るのではなく、「不思議な土地・鎌倉と一色夫妻にまつわるオムニバス」として観るのなら普通に面白いです。
なんというか、あらすじやら番宣やらをしっかり観たために損をした映画でした。
(というかそもそも正和は病で倒れていないし、妻も不慮の事故ではない)
一緒の暮らしを知ってしまった
当たり前の日常にある温もりは
無くなってしまった時に
その大切さが身にしみます。
一度知ってしまった幸福感は
求めずにはいられない。
前半シーンで、惹かれ合う二人を
みれば、
亜紀子を黄泉の国から
取り戻しにいく動機は凄く
共感できます。
本作は、終始、幸せな二人が醸す
雰囲気に包まれたように
味わえたのがよいところ。
世界観は好きなんですが、
気になったのが、ぬいぐるみのような
CGが周囲から浮いている感じが
残念。
背景が明るいからなのか、質感なのか。
血がだめなら、
粘着感や生物感がもう少し欲しいところ。
シーンにおける怪物や背景の位置付けが
舞台やミュージカルのような役割で
役者の演技力がメインのような
演出に感じたのでもったいないと
思いました。
できれば、
上映中は、
画面のなかに引きずりこんで欲しい。
現実との境がわからなくなる演出で…
と、いうのが望みなんですけども
雰囲気が好みで
ホッコリしたので、たのしめました。
昔、Y氏の隣人でも読んだ覚えが
ありますけど、
貧乏神も神様なので幸せに
導いてくれる。
粗末にしてはいけないらしいです。
話の流れ
こうなってこうなるのか、という話の流れでした。
これはこれで見ごたえがありました。「DESTINY鎌倉ものがたり」は知っていましたがVFR使ってます。という映像だったのがちょっとなぁ。と思いました。
というのは鎌倉を知っている人間にはちょっと無理があるなという映像の切り方があった所ですかね。でも、キンさんを江ノ電て送っているところは良かったです。
あとは最後、貧乏神ちょっと出てきてほしかったな🎵
期待しすぎたかな……
ALWAYSのスタッフ集結ということで
期待しながら見てみた。
前半、中盤頃までは
涙する場面が多く、後半はもっと
感動へと引き込んでくれるだろうと
思っていたが、
魔物との絡みが少々気分を下げてしまった。
某ジブリ映画と重なってしまったために、
どこかで見たことのある感じということで
なんだか裏切られた感でガッカリでした。
目に見えない世界の存在を身近に感じさせてくれる作品
ヒットシリーズ「ALWAYS 三丁目の夕日」のチームが再集結して作ったファンタジー。夫婦、家族のドラマあり、怪物が暴れ回るアクションありと、大人も子供も楽しめる映画になっています。原作は西岸良平の漫画。
この作品は、魔物や霊界を扱う作品としては、おどろおどしくなく、目に見えない世界の存在を身近に感じさせてくれる作品です。
宗教の立場から見ても、なかなか正確な霊界描写に驚きました。例えば黄泉の国の姿は、それぞれ心に描くイメージによって、千差万別なんだというのです。そして黄泉の国に向かった主人公が、そこで魔物と対峙する方法も、心に武器や防御となる障害物描くことで対抗していくというものでした。
また輪廻転生や永遠の生命についても、宗教に関心のない人にも、違和感なく共感できる展開となっています。特に結婚する男女の縁については、少々気恥ずかしくなるくらいにロマンチックに描かれていて、まさにタイトルどおり『DESTINY』なんですね(^^)その意味が分かると、カップルや夫婦で一緒に見に行くとき、きっとお連れの方を見る目が変わっていると思もいますよ。
目に見えない世界と現世が一体となってつながっているのは、鎌倉という特殊な地域だからと原作は説明しているようですが、映画の後半では、決して鎌倉特有なことではなく、人は誰もがやがては死んでしまうという普遍的なテーマとして描かれていることにも好感が持てました。
物語は、鎌倉在住のミステリー作家・一色正和(堺雅人)とその幼妻・亜紀子(高畑充希)を軸に、前半は、当たり前のように魔物や幽霊、妖怪と出くわす鎌倉での2人の暮らしをほのぼのと描きだします。また後半では、まだ死ぬはずではなかった亜紀子の命を取り戻すため、黄泉の国に向かう正和の冒険を派手なアクションを交えて描くという内容です。
ほろりとするエピソードを積み重ねていく構成は「三丁目の夕日」に通じる。安藤サクラが演じた人間味のある死神とのやりとりも愉快でした。
特に面白かったのは、一色家に居座った貧乏神(田中泯)と亜紀子の交流。嫌われ者に親切にしたことが後半に生きてきます。
バラバラに思えたエピソードが結び付き、なにげない小道具が大きな意味を持つ。うまい脚本だなぁと思えました。
山崎貴監督が得意のCGで作り上げた黄泉の国。そこに向かう江ノ電の走行シーンは、ファンタジー好きの心をくすぐるはずです。最後の戦いはいささか怪獣映画のようで、本作のロマンチックな雰囲気とは大きく異なるけど、きっと子供たちには、そこが一番楽しいかもしれませんね(^^ゞ
劇中、高畑充希の大きなお目々がさらにクローズアップされて、まるで妖怪のように見えてしまいました。その分、本作のヒロインとしての存在感にはとてもマッチしていたと思います。
夫婦はこうありたい
総合 :74
ストーリー :14
キャスト :18
テンポ :18
演出 :10
見返したい度:14
映画館で観ました。
簡単なストーリーくらいを予備知識に鑑賞しましたが前半後半で別の映画の様でした。
話の展開は読めるのですがこうあって欲しいなっていう展開通りだったので進行していく度に安心出来ました。
先生と亜希子さんのセリフのやり取りで共感出来るセリフが多く、また亜希子さんが霊体になってお別れの為に先生の寝顔を見ながら涙を流すシーン、その後先生が亜希子さんと死神を追いかけて抱擁するシーン。
涙止まりませんでした。
ただ、その後の展開が省きすぎてるのが気になりました。
黄泉の国で亜希子さんを探しあてるくだりでもう少し話を作れたのではないかと思いますし、ジブリの千と千尋の神隠しと世界観がかぶりすぎてるのも気になり、話に集中出来ない時間が後半は増えました。
総じて良い映画ですので後半部分だけが残念です。
でもまた見たいと思います、こちらも結婚したくなるような一色夫婦のやり取りでしたので。
夫婦愛のファンタジー
堺雅人さんと高畑充希さんの新婚夫婦が、恥ずかしくなるくらい熱々。年齢不詳のばあば中村玉緒さん、貧乏神との交流も楽しい。魔物、妖怪、幽霊が行き交う鎌倉も次第に見慣れてくる。後半、恋女房を取り返すため、片道切符の江ノ電に乗っていく黄泉の国が美しい。マチュピチュに和風住宅が密集してる感じ。死神さんによれば、黄泉のくには、その人の意識により景色が異なるそうな。よっぽど悪いことをしなきゃ皆行ける。地獄は、前世で犯した罪の意識で形作られているそうな。なるほどなぁと、納得しました。最後の宇多田ヒカルのあなたが黄泉のくにに行き、平凡な日常にある幸せに気付くという映画のテーマに合っていて、心地よいです。
良かったです
前半がちょっと物静かと言うか淡々と進行する感じでした。アレ、そんなに盛り上がらない?って感じで見てましたが、終わってみればしっかりまとまってて、良い映画でした。後半の理解を深めるために、前半で設定を丁寧に描いたんだろうなぁ、と思います。子供と見に行きましたが、楽しんだようですので、温かい気持ちになりたい方、オススメです。
素晴らしい!!!
本当に本当に素敵な映画。とっても大好きになりました。
実話じゃないことは分かってるけど、作り話なのはわかってるけど、それでも運命を信じたくなりました。
平安時代から何回も何回も一緒になっている人に、いつの時代もその時代の自分を黄泉の国に迎えに来てくれる人に、私も出会えるかなって信じたくなりました。
そして夫婦が理想的すぎました。あんな夫婦になりたい。
少しでも気になっている人は絶対に観るべき!!
とても良かった。(ネタバレあり)
鎌倉を舞台とした愛の物語。
愛すること、愛されることの素晴しさに、ただただ心が震えました。
小学校3年生の娘が観たいというので6年生の息子と3人で観に行ってきましたが、とても良かったです。
ネタバレですが、年の差夫婦であることや納戸で見つけた掛け軸、夜市で売っていた置物など、全ての伏線が回収されて、もう一度観たいという欲求があり、これが抑えきれるかどうか…
最後の宇多田ヒカルの「あなた」も素晴らしく、世界観もピッタリで、帰ってきても映画の余韻に浸り、娘とずっと歌っています。
とにかく、あんな風に愛し愛されたら素敵だなという夫婦が数組出てきて、何度も泣かされました。
個人的に息子と同意見ですが、最後はあれに意味があるだろうねと思っていた予想通りの展開ではありました。
でも、何とも心地よくステキな映画に出会えたことに感謝します。
仕事先のお友達にちょっとしたプレゼントとして、前売りをプレゼントしていましたが、これならあげて正解だったと思いました。
笑えて泣ける!観た後にタイトル納得
まず映像に驚いて、俳優陣に笑わせられ、それぞれの泣きどころ感情移入があり、またVFXに驚き、ラストにここぞとばかりに持ってきた宇多田ヒカルの歌!
Destiny(運命)と鎌倉物語というタイトルに納得した。
主役の堺雅人と高畑充希も原作主人公にぴったり寄せつつ、2人ならではの世界観を山崎貴監督と組で造り上げていったような感じかな。魅せてくれた。満足。
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