「めっちゃ惜しい」DESTINY 鎌倉ものがたり 奏枝さんの映画レビュー(感想・評価)
めっちゃ惜しい
和風異世界冒険譚ってことで、設定は最高だし、鎌倉を持ってきたものも良いと思います。
想像力で闘うなら作家より漫画家の方が、絵に起こせる力があるので強そう。でも作家の方がカッコイイのはわかる。漫画家にしちゃうと、あんな悠々と生活なんかしてられませんからね。常に漫画描き続けてますからね。
黄泉に行くのが遅い。ほんとに遅い。まぁ、それだけ現世の部分を丁寧に描いたからこそ、亜希子を助けに行く一色先生はかっこよかった。
それでも決着のつけ方がなんというか、こう、散々引っ張ってそれでつく??ぐらいの甘さで、「天燈鬼絶対最後ちょっと力抜いたでしょ」みたいになってる。散々力技やってたくせにそんな物になんの対抗もせず、ふたりをやすやすと逃がしてしまうの?って感じでした。
でもこういった和風異世界系、もっと凝りまくった、それこそスターウォーズみたいな壮大なシリーズもののやつ、是非観てみたいなと思う。
あと和風ミュージカルね。いいデザインやら美味しい設定、めちゃくちゃ埋まってる気がするのになぁ。
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