「山崎貴は、寄せ集めとCGが好き」DESTINY 鎌倉ものがたり kometaroさんの映画レビュー(感想・評価)
山崎貴は、寄せ集めとCGが好き
鎌倉ものがたり、第一巻初版から読んでいます。山崎さんの脚本は、ダメダメですね。3つあげます。
1.黄泉の国が、中華風って、何?
黄泉の国は、イメージで、見え方が変わるんですよね。先生とあき子から見えるのは、愛してやまない鎌倉や、その周辺が自然。もしくは、先生の趣味の電車とジオラマとかね。必然なし。
2.先生とあき子が、一目で好きになったらしい、出会いのカットを、もう少し、尺を後30秒でいいから、取って、結び付きを出してほしい。そのほうが、黄泉の国まで、助けにいく気持ちが、より伝わる。ひきの契りのいつも結ばれてきたもいいけど、今の結びちきが大事。今回の話だから。
3.あき子の体を借りていた、親子。あき子が戻ったということは、あき子の体を返して、父娘になって、お母さんも未練を持ってさる。そのシーンを出してでなく、先生とあき子が、自分たちが良かった、わーい、と気にもしていない。
そういう、細かい心のきび、を描いて、思いやりを皆持って、現代らしからぬのが、鎌倉という土地がなせること、だから、鎌倉ものがたり。
原作の、三丁目の夕日と、鎌倉ものがたり、は、根っこの要素が同じ。
山崎監督は、原作のアイテムを拾って組み合わせているけど、なにか、本質が甘い、寄せ集め、CG頼る監督と思います。
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