「新感覚の後味悪い系邦画」彼女がその名を知らない鳥たち ゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
新感覚の後味悪い系邦画
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登場人物に共感で来てしまう私はメンヘラ女なのでしょうか笑
レビューを拝見すると、共感できないとの感想が多く、皆さん健全なメンタルをお持ちなのだなと感心しました。
もちろんフィクションなのだけれども、このような愛憎が殺人に結びついたり、不倫の末路等々…
非日常とは思えないず妙にリアル。
陣治の言動は度を超えていると感じるが、愛する人が傷ついたり、悲しんだりすることを回避させようと自分を犠牲にすることは誰にでもあるはず。
陣治の十和子への想いの根底にある、愛する人を笑顔にしたいというはそれは決して歪んでなんかいない。誰もが皆ちょっとした狂いやタガが外れることによって、犯罪者になりかねない。
陣治の狂気や異常性を徐々にたくさん感じるようにうまく煽られた。そこからのあの結末に1本取られたという感じ。
キャスティングは概ねはまっていたと思います、
竹野内さんだけなんだかしっくりこなかったのは私だけでしょうか… いかにもすぎて逆に不自然だった気がします。竹野内さんは大好きです
後味悪い系の邦画大好きでたくさん見ていますが、そこまで重くはない題材だったかなと思います。
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