「怒りと切ないが混同する」彼女がその名を知らない鳥たち さかな大魔王さんの映画レビュー(感想・評価)
怒りと切ないが混同する
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アマプラの一覧で目に付いたので、今更ですが見てみました。
最初の方は十和子のだらしなさ、クレーマー気質な所、陣治がいるのにも関わらず浮気をしてしまう軽率な所に憤りを感じていました。
それに尽くす陣治も本当に意味がわからないし、ただただ心配性のストーカー彼氏だと思い込んでしまっていた私でしたが、最後の罪の告白シーンで陣治の行動に納得がいってしまいました。
陣治の全ての罪を被るという愛情が深すぎる部分に、エンドロールで思わず泣いてしまいました。誰でも1度はこれくらい愛されたい、とは思ってしまいますよね…。
でもやっぱり十和子の行動は許せない…という部分が強いかなぁ、とか思ってモヤモヤしてしまったり。
そんな2人だから、なんだかんだで5年以上も一緒にいれたのかもしれない、と自分の中でのオチをつけたので今はスッキリした気持ちです!
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