「彼と彼女の関係を知った時、涙が止まらなかった。」彼女がその名を知らない鳥たち 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
彼と彼女の関係を知った時、涙が止まらなかった。
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幕が開いた瞬間。関西弁なんかずるいと感じながら観させてもらった。いや~、ラッツ&スター(シャネルズ、松崎しげるでも可)ばりの陣治(この名前結構好きです。)に泣かせてもらいました。久しぶりの号泣。阿部サダヲしか出来ない男。
菓子パンを踏んづけて中身が出ちゃう所。なんて愛くるしい男なんでしょう。何であんなドジな男を十和子(漢字変換で出にくい)は、邪険に扱うのでしょう。そんな女を陣治は必死に彼女を愛そうのはなぜなんだろう。話が展開していくうちに、驚きの連続。素直に考えてみれば、蒼井優の「オーバーフェンス」のような怪演を見ていない。おかしいなぁとは思ったが。う~ん、やっぱしと思った。これも蒼井さんしか出来んよ。
陣治が、ラストやってくれたじゃないですか。蒼井VSサダヲ、今回は、完全にサダヲの圧勝だよ。
それにしても、二人でステーキを喰う場面も挿入。やたら喰う場面が出てくるね。どうしてなんでしょう。(寿司といい餃子といい。)
回想場面で、十和子が陣治と初めて出会うとき、十和子の顔が包帯で巻かれていたが、あれはどうしたのでしょう。あの頃から黒崎と付き合っていたということか?
陣治と十和子の関係が理解できた。その時、もう泣かずには、
いられない作品であった。泣きつかれた。
うどんでも喰いに行こうか。
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