「「都合のいい女」と「都合のいい男」」彼女がその名を知らない鳥たち 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
「都合のいい女」と「都合のいい男」
たいした魅力もないな女が、ゲスな奴たちににいいように騙される。
そんな女を好きになった男は、8年も経ちながらまともに男としても接してもらえないのに、下郎のように尽くしまくる。たしかに、共感度0だわ。
それに、桃李があれほど身体を張ってろくでなしを演じているのに、蒼井優の中途半端っぷりが歯がゆい。それに、べつに可愛くもない(主観ですが)。ただの堕落した女にしか見えなかった。
そして衝撃のラスト。
「あなたはこれを愛と呼べるか」と映画のキャッチコピーは問うが、いや、あれは愛ではないよ。執着、盲信、自分勝手、、、。トラウマにしかならない。あれが「仕返し」だというのなら賛同する。
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