ゴールド 金塊の行方のレビュー・感想・評価
全55件中、41~55件目を表示
残念な邦題
どうしてもこの邦題は理解出来ないので言及しておきたい。このタイトルに決定した人達は作品を観てないのでは?金塊をバーにみたてた、ゴールドというロゴもダサいし、陳腐なトレジャー・ハンティングもののような印象を与えてしまっている。酷い。実際はそんな映画ではない。予告編で面白そうだなーと思って観に行ってみたが、とてもテンポよく、落ちたり上がったり、そしてまさかの展開に驚かされ、最後は少しの切なさのようなものを感じさせられる良作だった。事実に基づくものの殆どがオリジナルストーリーらしく。さすがのマシュー・マコノヒーのデニーロアプローチと演技の凄さに説得力がありました。ここまでやるか…。マイク役の人、ガール・オン・ザ・トレインの精神科医役の彼だったんですね。あの映画でもそうでしたが、いい奴なのか悪い奴に転ぶのか、危うさのある役がハマります。「ポーカーする犬」の絵が出てきたときに、ザ・コンサルタントを思い出したのは私だけでは無いはず。もっと評価されていい作品だと思います。
痛快アメリカンドリーム
興奮が続く
ジェットコースターみたいに、ビジネスが上手くいったりダメになったり、手に入れたり失ったり、映画としては最高に面白い!
でも、あんな男と一緒にいたら疲れてしょうがないだろうなー…笑
ラスト良かったね。
騙し騙され
タイトルなし(ネタバレ)
ケニーは探鉱者マイクとインドネシアで金鉱を掘り当てるが紆余曲折を経てマイクに騙されたとしてFBIの事情聴取を受ける失意のケニーは妻の元に戻り、溜まった郵便物にマイクからの分け前を見つける。
テンポ良く楽しめるし、含蓄も深い...
人生に悔いの無い生き方を選んだ男話
実話という所に惹かれて初日に観覧しました。30年以上前の話でニュースになっていたのも知らなかったですが、始まってすぐ主人公の考え方や人生とは何か。を深く考えさせられる映画でしたね。
大金を手にした時、人間は傲慢になり周りが見えなくなる。人間の本質をリアルにそして幸せとは何か。ありきたりかも知れないけど、昨今の日本にかけている情熱がこの映画にはあります。
最後のパートナーの自殺?ん?殺人?は本当かわからないし、最後の最後のどんでん返しも本当にあったシーンなのか??わからないけど、オチについてよりはこの映画の内容自体に惹かれるものが沢山ありました。
煮えたぎる何か
終始胡散臭いのが心地良い
どこまでが本当なのか、終わった後も?な感じ。実際の事件とも違うだろうし…。それはともかく、マコノヒーのチャレンジングな役作りと演技はなかなか凄い。もうちょっと顔に肉が付いてたら貫禄が出たかも。腹は出てたが顔が普通。まぁそこは無理を言うまい。終始胡散臭い雰囲気で、信じていいのかどうなのか、油断できない心持ちが心地良かった。落ちぶれ地質学者とのバディぶりも小気味良し。主題歌がまたそんな雰囲気にピッタリで。主人公がFBIに向かって叫ぶ "普遍の真理"、それまで鉱脈を一心に信じていたはずの主人公が社会に向かっていい放つように叫ぶ。と同時に一体いつそれに気づいたのかと疑惑がまた深まる、そんな心に突き刺さる瞬間があった。普遍の真理だから、現在の社会にもある話で映画を観ている我々にも叫んでいるようでドキッと。いい人間ドラマでした。お薦めします。
驚きがいっぱいでした
全55件中、41~55件目を表示