劇場版 マジンガーZ INFINITYのレビュー・感想・評価
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神にも悪魔にもなれる
ストーリーを酷評しているレビューもありますが、「どこかで見た量産型ロボット」「どこかで見た新都市」「どこかで見た美少女キャラ」たちは、マジンガーZにリスペクトを受けてつくられた数多くのロボットアニメで付け加えられたもの。
設定だけでなく、アニメファンなら飽きるほど観てきた要素を詰め込み過ぎなくらい盛り込んだストーリーは、一見するとマジンガーZらしくないと思えるだろうが、これはマジンガーZから生まれた子供たちであるロボットアニメ達に対する、本家マジンガーZからの感謝の気持ちであり、逆リスペクトでもあるのかも知れない。
そう思えた瞬間、最初はアンバランスに見えたこの作品がロボットアニメすべてに対する愛情を込めたものに見えてきた。
王道アニメ
ここから始まって、あらゆる発展要素を取り込んで(悪くいえば、まぁパクって)、再び帰ってきたという印象。良くも悪くも決して裏切らない、王道アニメ。
都合よくどんどん進み、端折りも半端なかったけれど、個人的には意外と面白かった。飽きるかと思ったけれど、もっと長くてもよかった気がした。むしろ長く丁寧に語ってほしかったような…。
オリジナルを尊重して、絵も歌も全く壊すことなく、ブラッシュアップされていたことが何気に泣けた。ストーリーも分かりやすくて感動的だったし。
永井豪こそがインフィニティだな。
考えずに感じろ!4DXでパイルダーオン!
今風に加えられた設定に不満のある方も多くいらっしゃるでしょうね。自分は、それらも作品をまとめるためにうまく組み入れたなぁと、むしろ作り手を評価できました。
それでも不安がある人は、ぜひ4DXでご覧になることをオススメします! パイルダーオンだけで星1つプラスになりますよw それに余計なことを考える余裕も減り、グッと作品の中に入り込めるはずです。
また、作中に散りばめられたネタをほぼ回収できるパンフレットもオススメします!
劇場版 マジンガーZ / INFINITY
2018年8本目の劇場鑑賞。
永井豪原作の往年の大ヒットTVアニメのその後を描く劇場版アニメーション。
かつて悪の天才科学者Dr.ヘルの恐るべき野望によって滅亡の危機に瀕した人類だったが、
スーパーロボット“マジンガーZ”とそれを操る兜甲児の活躍で辛うじて再び平和を取り戻していた。
それから10年後から話が始まる。
グレートマジンガーが出るのは知らなかった!
声の出演で兜甲児を言わずと知れた初代と同じ石丸博也だと思ってたけど、
声の出演に関しては一新していたのはとても残念。
石丸博也は統合軍司令の声で出演してました。
オープニングで水木一郎が歌う「マジンガーZ」は上がります。
主人公の兜甲児やヒロインの弓さやか、
ボスなどおなじみのメンバーが10年の歳をとった姿で登場します。
しかし敵キャラクターのDr.ヘル、
あしゅら男爵、
ブロッケン伯爵はそのまんまでした。
本作の唯一のオリジナルキャラクターのリサは、
どう見ても「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイでしたね。
総出演の機械獣軍団とのバトルでは、
マジンガーZは昔と同じ技名を叫びながら必殺技を放し、
必殺技が惜しげもなく繰り出される展開は一番の見所でした。
「マジンガーZ」を知らない世代にはどう見えるのかな?
感想
敵が主張してくる内容が意外にまともに聞こえた。確かにそうかもしれない、と思います。しかし、元気を分けてくれ!的な展開は期待していません。何か雑過ぎます。最近の流行りを盛り込むのもどうかと思います。救いは、アニキの歌だけかもしれません(笑)
これでイイのだ!?
劇場内はホトンドおっさん、或いはアニオタ系やや年代の女子っぽい。
鑑賞をしてる層が、かなり限られてそうなことが窺える(笑)。
何で前半の敵のDr.ヘルたちがまた元の姿で生きてるの?あれからどうなったらこのような展開に復活するの?など、色々ありますが、まあいいでしょう。
そもそも少年ジャンプ紙に作者が、他作と掛け持ちをダメ出しされて「この続きはTVでね」なんて言って原作も(単行本も)打ち切られちゃってますから、なんか中途半端なんですよね、元々。
そんでもそんなことよりも、当時のマンガ祭りのごとく、少年たちの夢の「TVのヒーローが大スクリーンで大暴れ」ってとこが良いんですよ。その再現です。
アニメじゃないんです、「マンガ映画」!
内容も悪くないですよ、どっかで見たような気もする「みんなの~を集めて」みたいなオチでも。
オトナになった主人公たちの行く末も見られて、そういうのもさほど違和感も感じる事もなくそれも受け入れること出来たし。
最後はやっぱり愛だよねってとこで、兜甲児のあのセリフも、まあ永井豪だから(!?)
とにかく取り敢えず、製作元が当時と一緒だし、原作者も納得のようだし、元祖への敬意とかリスペクトは感じられました。
もっとヘンテコリンな事にならなくて良かったよ....
ただ、あえて言うなら、
3D効果を狙った結果か、(わたしは通常版で鑑賞)敵が多すぎて弱すぎザコの大群みたいになっちゃってて、登場の必然性に乏しくなりすぎと、バトルが派手になりすぎてやたらスピード感出しすぎのきらい有り。
敵の個体ごとの性能差(個別能力)への知的攻略みたいの、ほぼゼロで、スピードと力勝負の激突みたいのに終始?
あと、申し訳ありませんが、声の出演は最後まで馴染めませんでした...
幼少期からの、TVの洋画劇場と外国TVドラマの吹替えやTVマンガの声優ということで、当時の、それぞれが余りにも個性的で力量のある「俳優さん」たちのお声が骨の髄までしみ込んでしまっているので、お上手な今風の「声優さん」とお笑い芸人さんの声は、正直ムリです。(アクまでも個人の意見です....!)
お得意の、リップシンクロの旨さは認めますけどね....
理屈抜きに楽しんで、ま、それで良いんじゃない、ということで(!?)
オープニングだけでいっぱいになりました
小学生の時にリアルタイムで見ていた世代です。あにきの歌声とともにアニメの画面を見ただけで胸が一杯になりました。他のレビューしている方がかかれているように確かに理屈っぽいところなどあったけど、そんなものは一切横において子供の時のようにマジンガーのカッコ良さだけを見ればいいんじゃないでしょうか
十分楽しめた
詰め込み過ぎ感は否めない。戦闘シーンをたっぷり入れた上に、兜甲児と弓さやかの関係、人類の存亡の話とか、盛り込み過ぎで、それぞれが消化不良になっていた様に感じた。でも、どこかで見た様なと思うと、マーベルヒーローの映画がこんな感じだと思った。
海外での上映が先だった様で、海外市場を意識したのかな。
でも、懐かしい中、十分楽しめました。
鳥肌が立ちました
兜甲児が乗れば、マジンガーなんです!今風にアレンジされたマジンガーでも甲児の魂を加えた時に子供の時に観たマジンガーZは立ち上がるんです!出撃する時のアレンジされたZのテーマは最高でした。涙が止まりませんでした。大人になった自分が今、正しい事を正しいと言えない…なんて情けない事でしょう。でも、兜甲児は変わっていませんでした。今一度、頑張ってみようと思いました。永井豪先生、映画製作のスタッフの皆様、有り難うございました。
堪能いたしました
リアルアイム世代です。
昭和感全開のロボットアニメ。堪能いたしました。
子供向けというよりは、あの時代のマジンガーZを見ていた人向けの作品。映画館も若い方は一組だけで、あとは昭和30年代生まれっぽい人ばかりでした。
テレビシリーズの続編と思えば大体あっていると思います。
今の若い人にはアレかもしれませんが、私は楽しめました。
デザインだけ何とかして!
TVシリーズの10年後と言うより、現代風にした続編と解釈しました。
設定説明(多次元がなんとか・・と言うところ)の個所が、多過ぎた気がしました。
昭和のスーパーロボットに、設定はいらんですよ。
マジンガー世代の私としては、作品的には良い出来だったと思ったのですが、あのパネルを表面に貼り付けたようなデザインは、止めて欲しかったですね。
TVシリーズの時のような、シームレス?なデザインじゃダメなのかな?
初めから敵にヤラレて、ヒビが入っているような感じがして残念でした。
内容もですが、声優さんが…
製作側の皆さんががんばっているのは十分わかっているのですがごめんなさい、リアルタイムで見ていた世代としては、ビジュアルより声優なのです。ルパンの山田さんのかわりを選んだように、石丸さんが無理なのならそっくりさんを探して欲しかったです。兜甲児だけでなくその他も思い入れがありすぎて満足できませんでした。内容も感傷的すぎて全くつまらない。新しい世代を取り込もうとしているのでしょうが、永井豪さんの漫画は当時の世代あってのものです。水木一郎さんだけは当時より素晴らしい歌唱力でこの方だけが進化していました。期待していただけに残念です。
声が違うのが
やはり兜甲児の声が違うのが気になって、イマイチのめり込めなかったです。マジンガーでの技なんかの叫び声はとても似ていますが、それ以外の普通の時の声は、やはり違和感がありました。やはり石丸さんでないと。それにマジンガーのデザインも違うので、これもなんか違う感が最後までなくならなかったです。やはり最低限、主役の声と主役メカのデザインは、押さえどころとして、変えるべきではなかったと思います。これらが変わると、もはや別の作品と思います。個人的には、別次元でのマジンガーの話と思っています。戦闘シーンなどが良かっただけに残念です。
声はやはり作品の重要な要素です。ファーストガンダムもリメイク?の話があるようですが、声は昔の声優さんの声をそのまま活かしてほしいです。
パイルダー!オフ!
平成に味付けされたマジンガーとは如何なるものか。という好奇心が大半で観に行った、当時超合金にドキドキしてた世代です。
永井豪先生50周年なんてのもあるので、当時のパワーも画面もそのまま。てか、そのまま過ぎて、苦笑しながらも馴染んでいくのに時間がかかりました(笑)
それでも熱いとこは熱く、一見深い所も掘り下げ過ぎない、絶妙なノスタルジーと現代の融合は良かったと思います。
残念ながら、観る人は限定されそうですが…。
安心して観られます。
スーパーロボット物は あまり好きでは なかったが、十分楽しめました。
戦闘シーンは 身震いするような 迫力で、
機械獣はカラフルで 何故か可愛いらしく感じました。
シリアスなストーリーではあるが、最後まで安心して観られる映画ですね。
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