劇場版 マジンガーZ INFINITYのレビュー・感想・評価
全103件中、41~60件目を表示
神にも悪魔にもなれる
ストーリーを酷評しているレビューもありますが、「どこかで見た量産型ロボット」「どこかで見た新都市」「どこかで見た美少女キャラ」たちは、マジンガーZにリスペクトを受けてつくられた数多くのロボットアニメで付け加えられたもの。
設定だけでなく、アニメファンなら飽きるほど観てきた要素を詰め込み過ぎなくらい盛り込んだストーリーは、一見するとマジンガーZらしくないと思えるだろうが、これはマジンガーZから生まれた子供たちであるロボットアニメ達に対する、本家マジンガーZからの感謝の気持ちであり、逆リスペクトでもあるのかも知れない。
そう思えた瞬間、最初はアンバランスに見えたこの作品がロボットアニメすべてに対する愛情を込めたものに見えてきた。
王道アニメ
考えずに感じろ!4DXでパイルダーオン!
劇場版 マジンガーZ / INFINITY
2018年8本目の劇場鑑賞。
永井豪原作の往年の大ヒットTVアニメのその後を描く劇場版アニメーション。
かつて悪の天才科学者Dr.ヘルの恐るべき野望によって滅亡の危機に瀕した人類だったが、
スーパーロボット“マジンガーZ”とそれを操る兜甲児の活躍で辛うじて再び平和を取り戻していた。
それから10年後から話が始まる。
グレートマジンガーが出るのは知らなかった!
声の出演で兜甲児を言わずと知れた初代と同じ石丸博也だと思ってたけど、
声の出演に関しては一新していたのはとても残念。
石丸博也は統合軍司令の声で出演してました。
オープニングで水木一郎が歌う「マジンガーZ」は上がります。
主人公の兜甲児やヒロインの弓さやか、
ボスなどおなじみのメンバーが10年の歳をとった姿で登場します。
しかし敵キャラクターのDr.ヘル、
あしゅら男爵、
ブロッケン伯爵はそのまんまでした。
本作の唯一のオリジナルキャラクターのリサは、
どう見ても「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイでしたね。
総出演の機械獣軍団とのバトルでは、
マジンガーZは昔と同じ技名を叫びながら必殺技を放し、
必殺技が惜しげもなく繰り出される展開は一番の見所でした。
「マジンガーZ」を知らない世代にはどう見えるのかな?
感想
これでイイのだ!?
劇場内はホトンドおっさん、或いはアニオタ系やや年代の女子っぽい。
鑑賞をしてる層が、かなり限られてそうなことが窺える(笑)。
何で前半の敵のDr.ヘルたちがまた元の姿で生きてるの?あれからどうなったらこのような展開に復活するの?など、色々ありますが、まあいいでしょう。
そもそも少年ジャンプ紙に作者が、他作と掛け持ちをダメ出しされて「この続きはTVでね」なんて言って原作も(単行本も)打ち切られちゃってますから、なんか中途半端なんですよね、元々。
そんでもそんなことよりも、当時のマンガ祭りのごとく、少年たちの夢の「TVのヒーローが大スクリーンで大暴れ」ってとこが良いんですよ。その再現です。
アニメじゃないんです、「マンガ映画」!
内容も悪くないですよ、どっかで見たような気もする「みんなの~を集めて」みたいなオチでも。
オトナになった主人公たちの行く末も見られて、そういうのもさほど違和感も感じる事もなくそれも受け入れること出来たし。
最後はやっぱり愛だよねってとこで、兜甲児のあのセリフも、まあ永井豪だから(!?)
とにかく取り敢えず、製作元が当時と一緒だし、原作者も納得のようだし、元祖への敬意とかリスペクトは感じられました。
もっとヘンテコリンな事にならなくて良かったよ....
ただ、あえて言うなら、
3D効果を狙った結果か、(わたしは通常版で鑑賞)敵が多すぎて弱すぎザコの大群みたいになっちゃってて、登場の必然性に乏しくなりすぎと、バトルが派手になりすぎてやたらスピード感出しすぎのきらい有り。
敵の個体ごとの性能差(個別能力)への知的攻略みたいの、ほぼゼロで、スピードと力勝負の激突みたいのに終始?
あと、申し訳ありませんが、声の出演は最後まで馴染めませんでした...
幼少期からの、TVの洋画劇場と外国TVドラマの吹替えやTVマンガの声優ということで、当時の、それぞれが余りにも個性的で力量のある「俳優さん」たちのお声が骨の髄までしみ込んでしまっているので、お上手な今風の「声優さん」とお笑い芸人さんの声は、正直ムリです。(アクまでも個人の意見です....!)
お得意の、リップシンクロの旨さは認めますけどね....
理屈抜きに楽しんで、ま、それで良いんじゃない、ということで(!?)
オープニングだけでいっぱいになりました
十分楽しめた
鳥肌が立ちました
堪能いたしました
デザインだけ何とかして!
内容もですが、声優さんが…
声が違うのが
やはり兜甲児の声が違うのが気になって、イマイチのめり込めなかったです。マジンガーでの技なんかの叫び声はとても似ていますが、それ以外の普通の時の声は、やはり違和感がありました。やはり石丸さんでないと。それにマジンガーのデザインも違うので、これもなんか違う感が最後までなくならなかったです。やはり最低限、主役の声と主役メカのデザインは、押さえどころとして、変えるべきではなかったと思います。これらが変わると、もはや別の作品と思います。個人的には、別次元でのマジンガーの話と思っています。戦闘シーンなどが良かっただけに残念です。
声はやはり作品の重要な要素です。ファーストガンダムもリメイク?の話があるようですが、声は昔の声優さんの声をそのまま活かしてほしいです。
パイルダー!オフ!
安心して観られます。
全103件中、41~60件目を表示