「近年よくある駄作で只々ガッカリ」劇場版 マジンガーZ INFINITY akiさんの映画レビュー(感想・評価)
近年よくある駄作で只々ガッカリ
幼い頃にマジンガーzやグレートマジンガーに心躍らせたファンとしては残念でならない
冒頭こそ一瞬ワクワクしたが、開始20分もするとかつての人気作品の褌を借りた「ザ.やっつけ仕事」としか感じられなかった
終盤の大群対マジンガーは爽快感やカタルシスもなければ、子供でもぽかんとするほどの拙速な描写でガッカリ
子供が熱狂するスーパーロボットを舐めないでいただきたいと感じた
特に山場の戦闘シーンはエヴァンゲリオンのサードインパクトにガンダム逆襲のシャアのアクシズ押し出しに、ちょっと涼宮ハルヒなどを雑に混ぜ合わせて、細かいところは全てセリフで説明しました的な演出はファンと原作者への害意さえ感じるほど
エンディング曲もイメージにそぐわず邦画のダメなところがそのまま表現されたよう
お色気要素も永井豪や石川賢の下手なモノマネにしか見えず非常に残念
マジンガールズが尻を振る雑な演出とか意味不明
キューティーハニーでも読み直して猛省していただきたい
声優も兜甲児役は石丸さんの方が良かったのではと思えるほど
新兜甲児の声は役の年齢に見合ってないようで残念
役者さんは個人的には好きなんですけどセリフで全てを説明する演出のせいか受け付けられなかった
単に日本の邦画が抱えるダメなところてんこ盛りの映画だと感じたので、観てダメ出ししたい方にはオススメ
なんでセリフで全てをいちいち説明するのか理解に苦しむという残念な気持ちしか残らず腹だだしいことこの上無し......星を一つつけることも厭われる最悪の駄作です
兄貴の歌だけは良かったかな