ジュラシック・ワールド 炎の王国のレビュー・感想・評価
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冷静に考えると、いつも「欲を満たさんがする人のために、多くの人が犠牲になる」と言う話
14年ぶりに制作された『ジュラシック・ワールド / Jurassic World』の続編。『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードが継続して出ています。って言うか、ブライス・ダラス・ハワードがロン・ハワードの娘だなんて、知らなかったよ。
都合5作目のシリーズですが、過去の作品にもきちんと敬意を払っていて、そこかしこに、過去の『ジュラシック・パーク』へのオマージュを感じます。って言うか、明示的に過去の『ジュラシック・パーク』計画への言及もありますが。
って言うか、このシリーズ、何度となく色んな人が危機に陥るのですが、結局のところ、その背景には人間の欲望が隠れていると言うのが共通点。ざっくりまとめると、欲を満たさんがする人のために、多くの人が犠牲になると言う、そういう話ですよね?どの作品も。「それを言っちゃぁお終いよ」と言うのかもしれませんが、結局、どれもそういう話なんだなと、今更思いました。
『ジュラシック・パーク』へのオマージュの流れで、イアン・マルコム博士こと、ジェフ・ゴールドブラムも出ているところに注目。本編で出てくると言うより、自らの過去の経験を踏まえ、“人類が持つ力”を人類自身が制御できなくなると言う警鐘を鳴らす役どころですが、それは、この映画だけの話では無いですよね。リアルに、そう言う警鐘では無いかと思わずにはいられませんでした。
夏だ、恐竜だ
3D IMAXで鑑賞。
最近の3Dはほとんどそうだけど、画面からの飛び出し感は、それほどでないものの、恐竜の肌の質感や、画面が左右にパンするときなどの立体感はなかなか。
物語は、ジェフ・ゴールドブラム(久しぶりに見た気がする)の扮するマルコム博士の公聴会らしきシーンから始まる。火山で絶滅寸前の恐竜を島から救うかどうかを上院で議論しているようだ。
彼は、進んだ科学を持っても、自然をコントロールは出来ない。彼らを救えば危機が迫ると説く。彼は確かカオス理論の専攻ではなかったかな?
あとはまあ、想定どおりの展開であるものの、リアルな恐竜の動きや派手なアクションなどで、テンポ良くストーリーに乗っていける。王道を行っているといえばそうだろう。良くも悪くも、スピルバーグ映画のリズム感を持った作品だ。
過去のシリーズから想像する期待を裏切らない、安心して観れる作品。エンドロールの最後まで観ると、オマケがあります。
堕ちた王国とは?
例えるならジェットコースター。
並んでるときからどう上昇して、どう急降下&旋回するのが丸解り。
それでも並んでしまうのが『ジュラシック』シリーズ。
「あーハイハイ。ここでコイツが余計な事して……ハイッ!喰われたー!」と展開が読めるからつまらないか? いいえ!読めてもドキドキするのだ!!!
とにかく絶妙!
ここでアイツが……あれ?ん?ぎゃーーー!!!!!と気がつけば肩は常に怒り肩。
上映が終わり、だんだん冷静になると「ん?ちょい待ちよ?あれは?」いろんな矛盾やアレやコレが気になって再度見ると……所詮はジェットコースター。
乗ったらそんなの忘れて見てしまうのだ。
このシリーズ通して気分が良いのはクソ野郎は一貫してザマミロな最期。
……とは言え、2回目ならいろんな事が見えてくる。
ここからは感想と言うより個人的な感傷になってしまう。
とにかく、島が溶岩に飲まれるシーンは辛かった。
埠頭に立つ首長龍。
子供のときに『ドラえもん』映画で興味を持ち、恐竜図鑑を絵本のように見た者として「泳げなかったの?」と疑問が沸く。
私は学者でも何でも無いので、研究の成果、そんな事は出来なかったと言われれば何も言えない。
もう一つ苦しかったのは後半のガスのシーン。
ハリウッドから見たら日本なんて配給国の一つで、こちらの犬猫の事情なんて知らないだろうけど、私には殺処分に見えた。
もしかしたら、あのシーンには別の意味が込められてるのかも知れないけど、私にはニーズに合わせて産み落とされ、捨てられるペットに見えて辛かった。
そして最後の「ようこそジェラシックワールド」
共存とは?
それは無理だ。
人間の言う共存は上位に立って、いつでもコントロール出来る事が前提。
『Jurassic World Fallen Kingdom』
Fallen Kingdom(堕ちた王国)とは?
燃え尽きた恐竜の島かヒエラルキーから堕ちた人類か?
エンドロール後も映像あり 迫力が前作を大きく超える
評価悪かったですが、
個人的には悪くないですよ!!
前作より良かったのでは。
大迫力!!恐竜もたくさん出てきて楽しい。
正義は勝つではないけど、善と悪の最期がはっきりくっきり分かれたのは映画ならでは。あー、よかったな、とは思ったけれど。
あんな状況なら普通人間は全滅だろうね笑
悪者がすっごい悪い奴らなので、やられていく姿はスッキリ、見ものである。
悪役おじいちゃんがやられるところが一番の見どころ。笑
最初の方は若干動物虐待ぽい感じになってたから見ててつらかったなぁ
島から去る時に叫んでた草食恐竜がめっちゃ悲しかった‥
乗り物が海に落ちて窒息寸前で主人公が開けてあげてたけど水圧で開けるの無理じゃない?ちょうど豪雨災害のテレビやってて水圧でびくともしなかったからそう思った。
面白かった
良かったと感じた所
①恐竜の迫力。迫って来る所など怖かった。
②恐竜を駆除するだけではなく保護しようっていう人達の存在
③エンタメらしい勧善懲悪の分かりやすいストーリー
引っかかった所
・恐竜を再生したクローン技術でさらっと完璧な人間を作ってた所。
・次作の伏線かと思うけど、恐竜との共生は無理ではと思った。
恐竜こっわ!!
今回は結構恐竜の怖さの演出がよかった!恐竜が迫ってくる感じずっとハラハラしてた!めっちゃ面白かった!!.
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でもひとつ思ったのは、オーウェンとクレア2人が1回別れた設定いる?(笑)別に変な恋愛要素入れんでよろしい(笑).
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最後恐竜を解放しちゃうのはえー?って思ったけど、最初の時点で海にでかい恐竜が脱出しちゃってるから、殺しても殺さなくても手遅れだったんだよね。最初のシーンいる?って思ってたけど、それで納得(笑).
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人間が行った行為は悪い方にそのまま絶対人間に戻ってくるってことだね。
3部への繋ぎ
興行成績次第で、2部にするか3部にするか決めるという例の流れでもあったのか、えらいぶつ切りで前半と後半が分かれます。
特にメイジーの扱いが顕著で、前半全くかかわらず、後半部分でかなり強引に、重要な役割をねじ込まれる感じで、結構な違和感があります。
この違和感は全体を通してあり、途中から無理やり付け足したような描写の薄さが、常に気になります。
そしてラストは、SFとしても、そしてシリーズとしても禁断の展開になっていくわけです。
正直、3部へのつなぎとしての意味合いが強く、ストーリーは微妙すぎます。それに、造った生物兵器が暴走する、よくあるパニックムービーなので、シリーズが好きな人にはあまりお勧めできません。
純粋な夢が生んだ命の行く末
ハモンドじいさんがキラキラしながら夢の世界を造ったけど、結果的に恐竜たちを傷つけることになってしまった。
すごく脳裏に焼き付いて離れないのがオーウェン達が船で去るときに最後、ブラキオサウルスが桟橋にいるシーン。。。
助けて待ってと言ってるような物悲しい姿が忘れられない。
そしてオーウェンとブルー達の小さいときのシーンと、ブルーとオーウェンの二度目の別れ。。。
映画の中の話だけど、恐竜達が静かに平和に暮らせることを願わずにはいられない。
それにしてもモササウルスに関しては放置しっぱなしで最後に出てくるとは😅
びびり
いきなり背後から現れたりするのは無しでお願いしたい。
ストーリーは予測つくけど、ちょこちょこハラハラするシーンがあって楽しかった。
たとえば、溶岩に触れちゃいそうなトコとか、(実際に溶岩にあんな近づいたら火傷じゃ済まないけど)
Tれっくすの目が覚めそうなトコとか、
トラックで船に飛び乗る所とか!
そしてブルー好き!!
最後はブルー自分から檻に入るかなー?と思ったけど、入らなかったなぁー
まだ次回作もあるのかな?
ジュラシックワールド
正直5にしたい。
しかしやはりジュラシックパークには勝らない
ところどころ過去作を思い出させる様な場面が散りばめられている。
見ていてはこれはジュラシックパークではなくジュラシックワールドなんだとこの2つを1つにしてはいけないのだと感じた。
スピルバーグ愛を感じた。
映画館で見るにふさわしい大迫力の映画でした!
前回に続いて本物にしか見えないリアルな恐竜がすごい。またメインキャラとなる恐竜がティラノじゃなく、ラプトルであるというのがいい。
最後の恐竜が逃がされて、新しい時代の幕開けが始まり、恐竜との共存を求められる時代に入った。これこそが本当のジュラシックワールドだという、セリフぐっと来た。
続編がありそうな予感でわくわく。
無責任な結末
先週金曜日に公開された当該作品の週末興行成績は、
堂々初登場1位でした。
満点の5.0点の評価ですが、ちょっと残念!
ストーリー展開が、"King Kong"に似ているのです。
ネタ切れなのでしょうか?
なぜ、最終的には、「ジャングル・草原・島」が舞台ではなく、
「本国・都会」になってしまうのでしょうか?
こうなってしまうと、次回作を創れないんだよなぁ。。。
「無責任な結末」に、「なんて終わり方するんだぁ?!」
と感じた人は私だけで無いはずです。
Michi
ワールド
賛否両論侃々諤々なので非常に興味をもって観に行った。
壮大な自然の中で絶滅した恐竜を堪能するという楽しみはもはや無い。
あるのは劇中、『奇跡』と言っている、人間が遺伝子を操作することに対する警鐘。
その恐怖は前作でもしっかり体感させて貰ったが、今作でも十二分に感じた。
『インドラプトル』、見た目からして恐ろしい、というかおぞましい。
人が作り出した異形の物。ただ、その誕生課程は他の恐竜たちと違いはないように思う。
なぜなら他の恐竜も遺伝子の欠けを現存する動物から補填したという事実。
遺伝子の掛け合わせのインドラプトルと何が違うのか?
更に悪魔の所業にも手を出していた事実。
にも拘らず他の恐竜は人の手が作り出したにしても生まれた命として扱われ、インドラプトルは悪魔のように描かれる。それもまた人の傲慢。
そう、今作では人の傲慢、愚かさが描かれ、ジュラシックワールドの幕開けとなる作品。
そこに明るさはない。
この生命誰のもの?
…と言う舞台劇があったけど、本作は生命の尊厳と人間の傲慢と言うテーマが、より明確になっていると思います。マルコム博士、いい仕事してます。お話そのものは、従来の焼き直しっぽいけど、詩情とエンタメと重いテーマが両立してていい感じだと思います。完結篇の次作が楽しみですね。
☆☆☆★★★ 桟橋で絶望し咆哮する《アイツ》に涙せずにはいられない...
☆☆☆★★★
桟橋で絶望し咆哮する《アイツ》に涙せずにはいられない。
ここまでだけなら☆☆☆☆★★付けたい。
それくらいに興奮を隠しきれなかったのだったが…。
思えば『キングコング』 は偉大な作品だった。
見世物となるか。コレクションとなるかの細かな箇所や、話の枝葉での違いは有れども。中盤までの大筋にはそれ程の違いを感じずに二番煎じの印象は免れない雰囲気。
勿論、完全に同じな訳では無く。前半の島のPARTが良かっただけに、邸宅内で…の騒動はちょっとね。(ちょっとだけスペクターかよ…と)
それでも終盤での隠れんぼ等は、あの!記念すべき第1作を踏襲している場面が有り。勝手にテンションが上がる。
影を巧みに活かしたショットを始めとし、アクション場面の演出等もかなり良い。
それだけにストーリー部分がちょっと…と。
人知れず開発されていた恐竜の○ロー○開発。
それと対比させる少女の存在に、1作目の原点回帰と言えるアクション場面の演出。
金持ちのコレクションと対比させる、秀逸なコレクション野郎の描写が有るものの、島の火山爆発と対比させる爆発場面までには至らなかったのは勿体ない。
そしてあの《ボ○ン》の存在。
《それ》をどうするのか?
それによってどうゆう未来が訪れるのか?
問題定義を促している様に見えるが。それはつまり、恐竜自体を《○エネルギー》に見立てている様にも見え。【共存】とゆう結論は、今日的な世界的な共通意識からは一体どうなのだろうか…と言う思いは、こちらの穿ち過ぎなのだろうか?
2018年7月14日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン1
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