「ちょっとベタすぎる展開」ジュラシック・ワールド 炎の王国 TOKIESさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとベタすぎる展開
この手の作品は新種をつくればいくらでも存続可能となるが、脚本自体に煌めきを失っている感じがする。
現代人が好みそうな行き過ぎた遺伝子操作や動物愛護の論点を盛り込んだグリーンテイストなストーリーだが、良くも悪くも展開が手に取るように分かってしまう単調な作品だ。最後の判断は愚の骨頂とも言えるものであるが、次回作に繋げるための布石であるならば、許容できなくは無い。
子役は凡庸だが、恐竜の表情は喜怒哀楽に満ち溢れていて悪くない。CGだけには頼らないアニマトロニクスという選択は、好感が持てる。今後もクリスとブライスは安定したコンビで、次回作も楽しみだ。
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