「ある意味、カオス理論的」ジュラシック・ワールド 炎の王国 hal9000さんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味、カオス理論的
シリーズ初代のファンです。
一作目は、いかに完璧なシステムでも非線形な現実世界ではかならずエラーが起きる、というカオス理論をベースにした哲学を主軸に、恐竜が暴走するエンタメ映画として傑作でした。
それがロストワールド、3とどんどん深みがなくなっていき…。新シリーズはもはや、ただのモンスターパニック映画と化してしまいました。テーマが一貫しておらず、何を言いたいのかわからないうえに、でっかい恐竜だして戦わせてりゃ子どもは喜ぶだろみたいな、ただの安っぽい映画になってしまったように思います。
ある意味、カオスでしたねぇ。
そして、また続編を作れるように終わらせましたって感じです。
あと、あの小さな女の子がクローンでした、って設定いらなくないですか?
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