「感動物の犬映画としては最高傑作レベル」僕のワンダフル・ライフ shionさんの映画レビュー(感想・評価)
感動物の犬映画としては最高傑作レベル
まず始めに、ストーリー重視の人にはオススメしません。犬を飼ったことがない人・あんまり好きじゃない人は共感できないかも。
前のワンコを思い出しつつ、今のバディちゃんについて改めて考えさせられる映画でした。
犬を心から愛している人は泣くこと間違いなし
愛犬とバディを組んでいる人はボロ泣き間違いなし
愛犬の死を経験したことがある人なら尚更
ベイリーの考え・行動が面白おかしくて笑える場面もあります。
飼い主の望みが詰まった映画であり、批判もありますが、飼い主とバディを組んでいる賢いワンコ達はこれに近いように感じます。(ワンコがどう思っているかは知りませんが、ワンコとバディだと思っている飼い主はそう思っているはず。)
さすがに生き返って自分の元に帰ってくることはないと思いますが…。
もし帰ってきたら…って思ってしまいますね。
パートナー・コンビ・家族・友達・恋人…そのどれでもなく、バディという言葉が私にはとてもしっくりきました。
ストーリーとしては名犬ラッシーをモデルにしているのではないかと思いました。
そこに転生要素や、飼い主の恋愛・生活が組み込まれた感じでした。
先が読めてしまう簡単なストーリー展開でしたが、そのせいで逆に涙が止まらなくなりました。
私は元々犬が死ぬ場面には弱いので、ベイリー1回目の死からずっと泣きっぱなしでした。
個人的にはマヤ・ティノバディに一番共感しました。老いたティノが悲しいです。若い頃は食欲旺盛だったのに、ピザいらないっていうところがもう…。だんだん無反応になって「今何を考えてるの?」って。前のワンコと重なりました。
どの子も素晴らしいワンコでした。
役者さん達も良かった。
最後にハッピーエンドで終わって本当に良かったです。