「【所有欲の強すぎる男と、何だかんだと言いながらその男に惹かれて行く女性とのSMプレイを含めた第二弾。”乳首クラップ”って何ですか?。痛いからスパンキングは止めて。イロイロと勉強になる作品である。】」フィフティ・シェイズ・ダーカー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【所有欲の強すぎる男と、何だかんだと言いながらその男に惹かれて行く女性とのSMプレイを含めた第二弾。”乳首クラップ”って何ですか?。痛いからスパンキングは止めて。イロイロと勉強になる作品である。】
ー 「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を2015年に劇場で観て、”この作品は私の様なSM初心者が観るモノではないな・・”と勝手に決めつけ、今作及び「フィフティ・シェイズ・フリード」を劇場では鑑賞しなかった。
だが、ダコタ・ジョンソンの仮面を被った今作の美しきフライヤーは捨てずに手元に在った・・。-
◆感想
・冒頭から、前作で分かれたはずの、アナ(ダコタ・ジョンソン)と、クリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)が、出会って直ぐにSMプレイに陥る姿に呆れつつも”あれれ、前作よりもソフトじゃない?”等と思いながら鑑賞続行。
・2015年に「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を見た際には”ウーム”と言う感じであったが、今作は前作で不評だった部分をソフトテイストにしている。
・クリスチャン・グレイの鍛え抜いた胸に残る火傷の跡。それは、彼の元恋人で、サディストであるエレナ(キム・ベイシンガー)が彼を倒錯の世界に導いたのでは、と思わせるストーリー展開。
ー 勿論、最終章の「フィフティ・シェイズ・フリード」のフライヤーも手元に在るので、近日中に鑑賞予定である。-
<今作シリーズは、映画評価サイドからは散々な批評を受けた作品であるが、高い興行収入を記録し、ヒットしたのは若きダコタ・ジョンソンの体当たり演技が認められたからであろう。
だって、普通はあの役は受けないでしょう。
私はそこを、買うのである。
因みに、もっと凄いSM映画を観たい方は、リドリー・スコット御大のコーマック・マッカーシー原作の「悪の法則」(ブラッド・ピッドの悲惨極まりなき最期や、ペネロペ・クルスが生きたまま斬首され凌辱を受けながら(あ、想像ですが、容易に想起出来ます。)メキシコのゴミ処理場に捨てられる。)やパゾリーニ監督の「ソドムの市」(流石にこの作品は、配信では扱っていない・・。)などをお勧めしたい。
貴方は変態ですか?ハイ、変態です・・。>