最期の祈りのレビュー・感想・評価
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【人生の最期を如何に迎えるか。解の無い問題であるが、ハイランド病院のジェシカ・ジッター博士たちの”最終的判断は”末期の患者自身の意志に任せる”と言う姿勢を私は指示する。】
ー 日本財団の全国調査によると、人生の最期を迎えたい場所は自宅が6割、医療施設が3割強だそうである。
そして、避けたい場所は子供の家、次いで介護施設だそうである。-
・今作では、末期患者を持つ2家族の、患者の最期をどうするかを医療スタッフたちと苦悩しながら話し合う姿が描かれている。
・ドヤは、人口呼吸器を外す事を望み、夫はそれを了承し、彼女は1日で命を失う。
・セレーナは機械を外す事を拒み、6カ月生き永らえる。
・そちらが正しかったを論ずるのは、意味が無いと思う。”最終的判断は”末期の患者自身の意志に任せる”と言うスタンスを取る医療団の姿を私は支持する。
<近年、”終活”という言葉が氾濫しているが、今作でも描かれているように末期の患者から意志を汲み取る事は難しい。
生前に、自分の意思を残す事の大切さを感じたドキュメンタリー作品である。
私は、全身を管に繋がれて延命されながら、病院で最期を迎えるのは避けたい。
出来得れば、自宅で子や家人に囲まれながら、我ながら良い人生だったと頭の片隅で思いながら”その時”を迎えたいと思っている。>
アメリカは救急車呼ぶだけで、 2000ドル!それでも、 『PLAN75』なんて法律は無い。
アメリカは救急車呼ぶだけで、2000ドル!それでも、『PLAN75』なんて法律は無い。
日本はそれよりも遥かに福祉国家なのに、『PLAN75』を考えろって言うのか?
この映画の状況て尊厳死は語られるべきだと思う。
78歳になって、現場で働ける老婆に
『75歳になったから、10万円やるから、死ね!』それはふざけた話だと僕は思う。そう言った予備知識を持って、あの映画ほ見るべきだ。
因みに、僕は人工呼吸を使ってでも生きたい。金が無くても生きたい。死ねって言われても生きたい。でも、最後は死ぬ。絶対に死ぬ。だから、落ち着いて死にたい。勿論、国家にも他人にも殺されたくない。
延命治療の苦悩
2021年5月11日
映画 #最期の祈り (2016年)鑑賞
@Netflix
#アカデミー賞 #ドキュメンタリー短編賞 ノミネート作品
アメリカ、#オークランド の病院における終末期医療の現場を追ったドキュメンタリー
人工呼吸器なしでは生きられない末期患者の延命治療をするかどうか、医療スタッフと家族の苦悩を描く
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