スプリットのレビュー・感想・評価
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まさにカメレオン俳優
見所は何と言ってもマカヴォイの演技力。1人の男が24人を演じ分ける?とんでもねえ!と思い映画館に駆け込んだ次第です。もちろん内容も気になってのことですが。 実際のところ、劇中に出て来た人格は6つ程度。24人と比べると大したことないなって思っちゃいますけどこれがとんでもないんです。表情や仕草、声色で誰かわかってしまうって凄くないですか。まさに怪演といった印象でした。 また女子高生役のアニャもとても良かったです。ただ泣き叫ぶだけではない、何を考えているかわからないような表情がとても魅力的でした。今後追いたいなと思える不思議な魅力を持つ女優さんです。 ただ、肝心のストーリーはよくある密室モノのそれでした。後半の彼が来てからの展開は見応えのあるものですが、前半はこれと言って良い!っていうシーンが無かったです。 何はともあれこの監督に興味を持ってしまったのも事実。過去の作品も観ていきたいと思います。
予告映像で期待感高めるのがうまい
過去にもシャマラン監督の「サイン」だったか・・・・観てガッカリした覚えが。 予告映像や設定は凄く期待させるんだけど、説得力に欠ける。 サイコな誘拐犯と女子高生の対決はよくある設定。 主役の二人の過去の背景をもっと描けば悲劇として物語が深まるような気がするし。 怪物出てきそう気配が中途半端なホラーになってしまった。 シャマラン映画はもう観ない事にします。
誘拐監禁
最近定着して来た感のあるジャンルのスリラーでした。ヒロインは凄くインパクトのある女優で追いかけたくなりました。友達の二人も含めてポッチャリ三人組w じっくりと背景を描いて見応えのあるドラマに仕上がってます。シャマランユニバース?期待しましょう。
多重人格者は劣った存在か?
ジェームス・マカヴォイの多重人格者の演技がすごい。表情、息遣いでこうも演じ分けられるものだろうか。過去の回想映像が差し込まれるのはシャマラン監督のいつものパターンかな。でもうまく伏線になっている。単なる多重人格者が暴れまわるサイコホラーにならずに、どういう存在になりうるのかという一つのあり方を示していて興味深かった。誘拐された少女を演じたアニヤ・テーラー=ジョイの演技もマカヴォイと対になっていて良かった。もうちょっとホラーっぽい演出があればもっと緊迫感ある映画になったかも。
久々の全米ヒットなはずだけど…
やっぱりシャマラン監督レベルだったな…と。 シックスセンス以降は駄作ばかり。毎回期待しすぎるからかとは思うけど、だったらこんな思わせぶりな予告とか作らなきゃいいのに。 なんか、驚きの結末があるかと思いきや…今回ももれずにガッカリ。期待させなきゃ、まあ、ありな展開だったとは思うけど。 監督も相変わらずチョイ出してくるし結局今までの作品と変わらず進化なし。過去のフラッシュバックと現代を交差させる演出は良かったかな。
マカヴォイ!
実は初シャマランだったが、ストーリーの語り口、演出、映像の美しさなど含め申し分ない快作だった! なんといっても、マカヴォイ!マカヴォイ!素晴らしい演技。実際には6〜7人格を演じただけだったが、表情を見ただけでどの人格か分かる、というのはスゴくないですか!? 中盤まではなぜ主人公のアニヤ・テイラー・ジョイちゃんの過去と交錯して描かれるのか不明だったが、なるほどね、と… 彼女もたいへん結構でしたね。 ネタバレ問題については、該当作は観てませんでしたが、町山さんよりずっと前に監督自身かバラしてたの知ってたから、問題なし、でした。
過度の期待はしないでください。
長らく迷走し、ついには究極の駄作「アフターアース」に行き着いてどうしようもなくなったと思われたシャマランが前作「ヴィジット」にて、タイトでソリッドな「面白いスリラー」の見本をバシっと仕上げてきたので皆さん私と同様「すわシャマラン大復活か!?」と思われたでしょう。 「シャマランに大予算はむしろ毒やったんや!ファ○クメジャースタジオ!!」とか思ってたかも知れませんが、別にそういうんじゃなかったよ、とここにご報告いたします。 とにかく平凡でつまらない。ああ多重人格モノね、ハイハイ。という感じで、大した工夫もヒネリもないので退屈極まる。マカヴォイの百面相も然程の面白さには繋がらず、シャマランがこの映画で何を表現したかったのか、何処で観客を楽しませようとしたのか全くわからないボヤけた作品。 まさかあのラストの蛇足シーンを「衝撃の結末」として提供したかったのだろうか。 シャマランの自己愛の強さを改めて見せつけられてある意味で衝撃ではあったが・・・。 とりあえず注目作ラッシュの5月にあって、限りなく優先順位を下げていい作品である事は間違いない。
2017-23
マカヴォイさんはキメラ。 世界仰天ニュース(ビリー・ミリガンも放送時に見て、ガクブルした記憶)やアンビリーバボーが好きなので、こういう類の映画は大好物。 サスペンスだと思っていたら、ヒューマンドラマというか、ドキュメンタリー要素もありですね。 タイトルコールから始まって一分で絶望のどん底に落とされるスピード感はよかった。 マカヴォイさんの演じわけはさすが。 舌ったらずな喋り方や眉間の皺、目線の配り方で全然違う。 話しながら人格が変わっていくシーンは本当すごいの一言。 初代バイオのキメラまでなってるし。 ケイシー役の子の表情にも惹き付けられる。 カメラのアングルによって顔が変わる不思議な顔立ち。 彼女にばかり目がいきがちですが、他の二人の演技もよかったてす。 確かに23人格は尺的に無理ですし、エンドロールでも7つくらい?しか出てなかったけど、十分楽しめた。 そしてエンドロール終わるまで席をたっちゃ行けないやつです。 仰天ニュースのビリー・ミリガンと、アンブレイカブル見直そっと。
駄作だ…それに最後のは何だ!
多重人格者と分かって観てるんだから、たらたらとマカヴォイのひとり何役を見せられても退屈でとにかく眠い。ナイトシャマラン自身がいつも通り登場したが、あの辺が一番眠い。24人目が人格以上の変貌を遂げるところが新規性のアイデアかもしれないが大して驚かない。で、主人公の高校生が助かるくだりが、え?何? またよくあるDV的な話につなぐの? もうそんなのいいよ~。最後のB.Wの登場は何だ! あの作品は結構好きなのにこんなのとくっつけないでくれ!
23+1人ねぇ…。
23人+1人の人格を持つ男による誘拐劇。 人格多いなあとは思っていたけれど、結局のところ5人ぐらいしか使われないし、みせただけのものも含めても10人ぐらい。あくまでも設定ってことね。 映画だから細かい設定に突っ込むのは野暮だけど、人格が入れ替わった際の記憶や情報の移行が都合良過ぎて誘拐に対する認識の変化もなくて、折角人格が替わっても活きていないし+1も不気味でも何でもないし。 結局、誘拐〜監禁に対するハラハラだけだよね。 サスペンスの場合あまりも都合良いのはいかんよ 余談だけど、「ダン」は何で?と思ったけど…そっちも魅力的な作品じゃないし今更だし、新情報みても高まらないんだが。
1秒たりとも目が離せず、本当に面白かった!
実在したビリー・ミリガンの話だと思って見に行ったら、違ったので、途中から「えっ?違うの??どうなるの?どうなるの?」と気がはやって大変でした。 ビリー・ミリガンは人を殺したことはありませんでした。 最後は釈放され、一般社会で暮らせるまでになったらしいし。 だからこの映画もそうなのだろうと、安心しきっていたのです。 実話とギャップがある分、最後まで興奮冷めやらず、没入して見ることができました。 心臓に悪い映画でした。 ラストも「監督、やってくれるねぇ!」とにんまりしたくなる終わり方でした。 次回作があるとかないとか?? 『アンブレイカブル』を見たいと思いました。
J・マキャヴォイの怪演に尽きる
文字どおり狂気をはらんだジェームズ・マカヴォイの演技が良い。作品中では23の人格がすべて登場することはないが,それでも9歳の少年,ファッションデザイナーのゲイ,エレガントな成人女性,パワフルな男性など,年齢も性別もパーソナリティーもまったく異なる人格が現れる。表出する人格に応じて表情や声色はもちろん,立ち居振る舞いや全身から放たれる雰囲気に至るまですべてを身体ひとつで演じ分けており,その演技力は並大抵ではないと素人ながらに実感した。
ハリウッドで最も過大に評価されている監督
映画『スプリット』を見て来ましたが、今年一番の駄作だと思います。ナイト・シャマラン監督には、ハリウッドで最も過大に評価されている監督という称号を贈りたくなります。 23人の人格を持つと言う多重人格者に女子高校生3人が誘拐されると言うお話です。ただし、なぜこの3人が誘拐されたのか理由はちっともわかりません。また最後に24番目の人格、ビーストと呼ばれるのが登場してくるのですが、そこまではちっともハラハラドキドキしません。 ジェームズ・マカボイの熱演だけです。評価は⭐︎です。
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