スプリットのレビュー・感想・評価
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どんでん返しを期待してはいけない
多重人格の男が女子高生3人を監禁する話と思っていたが、後半の印象はかなり異なる。
たいしたどんでん返しはないだろうと期待していなかったので大してガッカリしなかった。なるほど、そことつなげてくるのかという若干の驚きでごまかされた感じだ。
マカヴォイの演技はすごかったが、24の人格を演じ分けてたわけではない。そんなに多くする必要ある?
【吹き替え版視聴】
シャラマン作品観てないともったいない
ちょっと笑った
怖いか怖くないかで言ったらうーん、そんな怖くはなかったです。
間延びという程じゃないですが、ふっと現実に戻される瞬間が何度かあり、マカヴォイの走り方や言葉遣いにちょっと笑ったりもしました。
マカヴォイの演技は少女たちといる時より先生といる時の方がぞくっとしました。なんでだろう。人格も変わってるんだけど、さらに上から一枚皮を被っている感じというか。
アニヤちゃんもよかったです。この子には何かあるんだろうなーと匂わせつつ、終盤に向けて段々と察しがついていく過程が面白かった。
エンドロール後のシーンも気になりますが、今年中にはわかるかな?楽しみにしています。
24人のジェームズ・マカヴォイ
まずはじめに、作中では精神分裂マカヴォイの人格は24も出てきません。そりゃそうだ。演じ分けるなんていくらマカヴォイでも無理がある。しかし作中に出てくる複数の人格は、どれも完璧な別人。やっぱりマカヴォイすごい。特に最後の人格の肉体。マッチョのイメージがなかっただけに、びっくりです。
ヒロインもキレイで清純な雰囲気があり、いわゆるスクリームクイーンとしての貫禄は十分。ちょっとフェチがかったサービスもあるしね。
何よりシャマラン監督。かつてはクソ映画メーカーとしての代名詞であった彼が、今作では絶妙な伏線と衝撃的な展開という本来の持ち味を遺憾なく発揮しており、「復活」と言っても過言のないクオリティになっていました。
今作は15年前に公開された「アンブレイカブル」に繋がるとのこと。あの壊れない男・ブルース・ウィリスと、壊す男・マカヴォイの対決。そして新作タイトルの通り恐らく出てくるであろうMrGlass=サミュエル・L・ジャクソンがどう絡んでいくか。シャマラン式アメコミ風ストーリーに、今から期待が膨らみます。
席を立たないで!
怪演に脱帽。息詰まる攻防と、恐ろしき真相。
【賛否両論チェック】
賛:ジェームズ・マカヴォイの怪演が見事で、圧倒される。少女達との息詰まる攻防にも、観ていてハラハラさせられること必至。
否:どうしても“なんで?”の疑問はかなり残る。グロいシーンも結構多いので、苦手な人には向かないか。
まずは何といっても、ジェームズ・マカヴォイの怪演が圧巻です。何人もの人格を巧みに演じ分けていて、かつそのどれもが不気味で影のある感じが、物語を非常に怖いものに際立たせています。
そんな不気味な男に誘拐された女子高生。その中で1人異彩を放つ少女・ケイシーの、淡々と隙をうかがうような様子もまた、
「次は・・・どうするの?」
と、観ていてハラハラさせられます。
ただやはり、どうしても
「結局・・・なんで?」
という疑問は、色々残りそうです。また、後半に進むにつれてかなりグロいシーンも増えてくるので、苦手な人には不向きかも知れません。とはいえ、人智を超えるような不気味な世界観を、是非ご覧になってみて下さい。
アニヤの表情
残念な作品でした
セザンヌの絵以外、まったく興味がわかない。
"シックス・センス"という姑息な作品がまんまとヒットしてしまい、「現代のヒッチコック」って言われるのを否定せずに受け止め(w)
調子に乗って、重要な役で本編に出てみたり。
ラストでびっくり映画を期待する観客から逃げられなくなってしまい、その後は巧みなメタファー、しっかりしたテーマのある映画を撮ろうと、「ラストがつまんない!」と、一般客だけではなく、プロの批評家さん達にまで伝わらず、不当な評価をされ続け。
鬱憤がたまって、思わず「レディ・イン・ザ・ウォーター」で批評家批判をしてしまい、「大失敗!」と烙印を押され。
どんどん泥沼から抜け出せなくなり、「よし、こうなったらファンタジーや!ファンタジーやったら、どんでん返しとか期待されへんやろ!」って、(私は好きですが)"エアベンダー"を撮るも、ファンタジーにまで「ラストにどんでん返しがない!」と、ファンタジーですら、ラスト、ラスト!ってうっさいくらいに言われ、「マジか!?どないせーちゅーねん」な彼。
ええ、彼とは勿論、M・ナイト・シャマラン監督です(笑)
私が偏愛し、柱の陰からこっそり観察しているM・ナイト・シャマランの最新作。
『スプリット(2017)』
原題 Split
「シックス・センス」以降、うろうろ、ぐるぐるして迷走したあげくの、元サヤ「シックス・センス枠」に置きに行った前作『ヴィジット』が、そこそこの評価を得て。
シャマラン復活!とか言われております。
いやいや、そんなシャマラン観たくなかった!がっかりだよ。
いままで通り、自分の好きな奇妙奇天烈な映画を全力で撮ってほしかった!
そして重要な役を、ぜひぜひ監督自ら演じていただきたいんです(笑)
例え、みんなに批判されてもです!
本作、アメリカでは公開3週間連続1位かなんかです。
なんか、「シックス・センス」「サイン」に次いでの興業成績らしいですよ。
やべ、シャマランのドヤ顔が想像できるw
しかし本作自体には、あまり興味が持てないというか。
シャマラン監督曰く「アンブレイカブルは3部作」とのことなので、最終章につなぐキャラ紹介のような感じに受け止めました。
※アンブレイカブルはもっと評価されていい作品だと思いますけど。
主役ケビン役のマカボイさんも、多重人格の23人+1全キャラを1人で演じ分けるかと思ったら、6人?だけなんですね(あ、動画で出てたか)。
そんなケビン(マカボイさん)VS女子高生の戦いin密室です。
主人公一人だけ、何故か下着姿にならなくて。
あぁそれが言いたかったのかと。
ちょっと雑(笑)
ラストで、あのお方も数秒登場しますよ。
いやー、老けましたね!
で、このケビンなんですが、「アンブレイカブル」のあるシーンで、主人公ダン(ブルース・ウイルス)に軽く接触しながら、母親に手を引っ張られながら通り過ぎていく少年の成長した姿だと思うのですが、どうなんでしょうか?
あの時サイコメトラー的な能力で、少年が虐待されていることを知るじゃないですか。
ただどうしても、気になるシーンがあって。
それは主人公ケビンを担当している精神科医が、美術館である絵の前で微笑むシーンです。
あれ?どっかで見た絵だ。と思って、古い画集を捲ったら「セザンヌ:大水浴の図」でした(多分そうです)。
何故、精神科医は、セザンヌを見上げて微笑むのだろうか。
映画の中には、よく絵画が登場します。
「007スカイフォール」には、ターナー作「解体されるために最後の停泊地に曳かれていく戦艦テメレール号」が登場しますよね。
引退する戦艦に、自分を重ねるボンドの図。
映画の中の絵画には、かならず意味がある筈です。
なんなんだろうか。ちょっと考えてみます。
あ、主人公のアニヤ・テイラー=ジョイちゃん。
やっと『ウイッチ』が日本公開となりますねー。
最近珍しい1970年代のモダンホラーの雰囲気あり。
なかなか良いですよー。
ただわーきゃーな最近のホラーに慣れたネット民には、評価低いでしょうけどねw
今後、注目していきます!
※なんでわざわざ、某有名小説と同じ24人の人格にしたか?
だって、某有名な小説でイメージ足されるじゃんー。
低予算ですもの。観客の方で勝手にイメージ足してくれるから、楽!パクリって言われるリスクより、手間暇リスクを省きたいのじゃ!だって手間暇かけたって、おまいらわからんやろ!
シャマラン!あの頃のシャマランに戻って( ノД`)シクシク…
これぞ怪演!!
誘拐犯がまさかの23+1の人格を持った男。そしてそれぞれの人格のキャラクターが全く違う。劇中では色々な人格を目の当たりにするのだが、どれも違った不気味さがあった。人格がポンポンと変わり終始振り回されるので、まるでジェットコースターに乗っているような気分だったw
たしかに23人全員が出てくるわけではないが、5+1人の主要キャラクターで十分楽しめた。
本編を通してジワジワと恐怖を感じることができた。24人目の人格が出てきた途端にリアリティーは無くなったが、個人的に映画のラストはとても好きだった。
親から虐待を受けることの恐ろしさや、それに立ち向かう勇気も描かれていて、少し感動もさせられた。
何と言ってもジェームズ・マカヴォイの圧倒的な演技力!!人格が入れ替わり、それに合わせて変わる口調や表情には鳥肌がたった。
ひどい
本当に「シックスセンス」を作った人なのでしょうか?!
今回のどんでん返しは…?
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