劇場公開日 2017年5月12日

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「全てにおいてナイスキャスティング‼︎」スプリット Toyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5全てにおいてナイスキャスティング‼︎

2018年5月15日
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悲しい

怖い

知的

あまり期待せずに観て思いの外良かった映画です。

主人公含め、女の子が皆それぞれのキャラがあり年相応で可愛いです。

女子高生好きの変態おじさん拉致.監禁ストーリーではないです。
なんだか個人的に『女子高生』『監禁』のワードがB級っぽいなって思って暫く借りずにいましたが、そんな単純な映画では無く観て良かったです。

複雑な内容であっても無駄な部分は極力カットされていて飽きずにハラハラしながら観れました。

最初は犯人を『なにこのサイコパス…』と監禁された少女たちと同じように見ていましたが、この多重人格である犯人にはちゃんとした設定があり、物語が進むにつれてだんだんと謎が解けていきます。
ちゃんと観る側の”なんで?”に対して答えをくれるのでモヤっとはしないです。
(観る側の解釈に委ねるってあまり好きじゃないんですよね。)

ただ、皆さんの言うように23+1人格ってのは欲張りすぎる…。
主要な人格は4、5くらいでしょうか?
10も見れなかった気がします。

何でも多ければいいってもんじゃないのよっ‼︎

まぁサイコスリラー好きならおすすめです。
最後は結構はっちゃけちゃってますが…。

Toy